果実双美 2009
7/19
日曜日

 15時過ぎから、浅田次郎著の『ま、いっか。』の指南書的エッセイを読んでいる。家の前の公園で毎年恒例の納涼祭が催されていて、生ビールと焼きそば、焼き鳥で少しお腹を満たしてきた。今日はマイ・ペースな一日だね。夏と言えども、太陽光線はちゃんと浴びましょう、無理して日焼けなんかする必要はないけれど、心が沈んでいる人は、ふさぎ込んでいる人は思い切って、メラニン色素の沈着を恐れず、紫外線でシミが出来るなんて考えず、太陽光線をちゃんと浴びましょう。気分も必ず前向きになるはず。保証するから。

 さて、ヘッドラインの話題、「果実双美」とは、花も実も双(ふた)つ美しい、ということ。見栄えが良いばかりではなくて、中身も美しくなければなりませんよ、ってことでね、いくら表面上を塗りたくっても、ファッショナブルに身を包んでも、内面のその人が醸し出す知性やスタイル、考え方や生き方が美しくないと、金メッキは剥がれるし、ヴィジュアル的アピールが最先端でも、中身が薄いとお付き合いをするにも、長続きはしないような気がしますね。漠然とだけれども、芯がある、個性的であるってこと。僕が時折書く理念的なプリンシプルが定まっていないと、その場その時しのぎ的な一貫性のない、見た目だけの、一時の受けが良いだけでは、人として、寒いぞ、ってことになるのではないかな、と思いますね。僕のプリンシプルは自分なりに熟成しているつもりではいるけれど、何て言えばいいのだろう、人間の厚み、暖かさ、朗らかさが備わってくれば、人生を生き抜く上で、きっと役立つと信じているからね。堅苦しいことではなくて、自然に振る舞いつつ、自分の信念はしっかりぶれることがあっちゃいけないんだ、とも考えるね。いつの時代にも流されることがない普遍的な事実があるだろうけれど、それって、すごくシンプルな気もしていてね、(嘘を付かず)正直であること、感謝すること、笑顔を絶やさないこと、この3原則を自然にやっていければ、人生はとても充実すると、身をもって僕自身感じているよ。

 じゃ、今日もイナフ・ズナフの2004年のアルバム?(Question)からの3曲目、♪HELP・・・♪を聞いて下さい。(2009/07/19 18:40)

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