帰省、二日目 2009
5/30
土曜日

 徳島、帰省は二日目。朝ご飯を食べ、綺麗な海が見に行きたくなって、昨年の正月にも行ったが、伊座利(いざり)へ向かった。バイクで山のコーナーも攻めたかったし、フロントタイヤも交換したばかりで、天気もよくアスファルトも乾いて、ぴたっと吸い付くようにコースが決まる。9時頃、伊座利の漁港に付いた。で、防波堤を囲い込んだ漁港は鏡を打ったように、真っ平ら。水面を見ながら、文庫本を広げた。風も心地よく気分はいい。空には鳶がぐるりと輪を描いている。しかしだ、30分も本を読んでいると、どうも眩しすぎて目が痛くなってきた。で、場所を変えて喫茶店で「果てしなる流れの果てに/小松左京」437ページの残り部分をを読み終えた。このSF、まあまあかな。1965年にしては、最新技術動向を盛り込んではいたけれどね、今一歩かな。

 午後からは、兄嫁と甥とで母を再度、見舞った。今日は昨日と違って随分、普通でしたね。ちょっと安心した。

 夕方、甥の太陽と少しだけ、サッカーボールとバトミントンで遊んだ。先程から、「岸和田の血/中場利一著」を読み始めた。舞台となる大阪・岸和田の春木は1年と半年、住んだこともあるので、言葉のトーンといい、ロケーションといい、とてもよくわかる。やっぱり、彼は岸和田の自分の半生を書かせると、涙チョチョギレるほどおもしろいね。腹の皮が捩れる、ってやつですね。(2009/05/30 18:33)

伊座利(いざり)
途中見下ろす
海の直近までバイクで
乗り付けて。
ダイドーのウルトラ
ンサイダー、全6種ある、
知ってた?
水面を見ながら暫し
読書が最高、
だが眩しすぎ・・
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