今日は長閑だったね。仕事もそんなに忙しくもなく、脇机を片付けていると、10年程前のシステム手帳のバインダーが出てきた。何気に見ていると、”読んだ本”として、メモを取ってあるのを見つけた。
1997年7月から年末まで、39冊、1998年は年間で156冊、1999年は1月から6月頃までが35冊読破している。考えると、このころは通勤電車で片道1時間で往復2時間は自分の時間として、家畜電車であっても確保できていたからだと思うな。眠るまでの間も30分程、読書が習慣付いた時期だったね。今は寝るときは、バッコンと5秒で眠りに落ちちゃうからベッドでは読めなくなってしまった。
僕は若い頃、そんなに本は読んでいなかった。小学5~6年頃に図書室の本を借りて読んだのが第一波、SFもの、フィクションものを年間30冊位読んだと思う。ジョン万次郎とか、海底一万マイルとか、その後は好きな本位しか読んでいなくて、高校生は空手バカ一代、極真会館 大山正達もの、オーディオ雑誌に熱中した。社会人になっても仕事がヘヴィーだったり、家庭のことがあったりで、読書からは遠ざかっていたのだけれど、まさに1997年から、読書元年みたいだったように、読み始めたと思うね、振り返るとね。
それで、バックグラウンドにシステムノートを並べて写真を撮ってセピア色にして濃いめにしてみたけれど、著者はかなり偏っているね、椎名誠、スティーヴン・キングに目覚めたのが1998年、後は取りこぼしなく読むのに熱中したね。
えぇ、ちょっと今でもいいぞ、と思う本を何点かピックアップしてみよう。
①透明人間の告白/H.F.セイント
②地球の長い午後/ブライアン・W・オールデイズ
③大西洋漂流76日間
④哀愁の町に霧が降るのだ/椎名誠
⑤岸和田少年愚連隊/中場利一
⑥エロス論集/フロイト
⑦シンプルプラン/スコット・スミス
⑧アド・バード/椎名誠
⑨四角な船/井上靖
⑩ホットゾーン
⑪完全自殺マニュアル/鶴見済
⑫暗黒の塔-ガンスリンガー/スティーヴン・キング
⑬小説より奇なり/伊丹十三
⑭7つの習慣/スティーヴン・R・ゴヴィー
⑮へそまがり人生設計メモ/藤本義一
⑯美女とM穣奴隷教師(官能小説)
⑰赤い下着の女医(官能小説)
⑱リング、らせん/鈴木光司
⑲ピアニストを笑え/山下洋輔
⑳エデュアランス漂流/アルフレッド・ランシング
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まだ、半分も紹介できていないけれど、こんなの誰も興味ないだろうから、やめよっと。この後、僕は2000年前後を境に零戦関係の本にはまっていったな。(2009/05/19
21:33)
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