今日の出来事、淡々と。 2009
4/26
日曜日

 世の中には奇特な人がいるものだ。昨日、オレンジの薔薇のブーケが届いた。誰だろう。差出人がない。都合の悪い過去の記憶は一瞬に忘れ去る好都合な性格のためか、このオレンジの薔薇を誰が贈ってくれたのか、はたまた、悩んでしまう。(白々しいにも程があるぞ・・・)

 今日は天気も良かったのでね、午前少し、『波切り草/椎名誠著』を読んで、急に、モスバーガーのハンバーガー、一番オーソドックスなやつ、少し厚めのトマトとオニオンの微塵切り+ソースが絶妙だと思って、このイメージが頭から離れず、無性に食べたいと思ったのね。で、デニーズの近くにあるから、11時頃、颯爽と出掛けてみると、いつの間にやら不動産の店舗になっていた。もう一件、3キロ先にあるのだけれど、思い直し、家の近所の蕎麦屋さんで、とろろ蕎麦大盛りを食べた。

 前歯の抜けたおばちゃんが配膳係をしていて、永く勤めているのだけれど、朝、子犬を連れて散歩していたので、軽く会釈をしていた。「子犬、飼ってるんですか?」と僕。「いや、迷い犬なんですよ。だれか、持ち主知りませんか?」って急に聞かれても答えようがなく、「誰か探していたら、ここに連絡しますよ、でも、あれじゃないですか、電柱に迷い犬確保中って張り紙して、ワンちゃんの特徴も書いておいたらどうですか?」とは答えてみたものの、あのおばちゃん、きょとんとして、意味が理解できないフリをした。本当は自分で飼ってしまいたいに違いない。きっとそうだと思うな、朝の楽しそうなおばちゃんの顔を見てるとね、きっとそうだ。

 時刻は、12:20、天気が良いので、蕎麦を5分で平らげ、「布団、干そう、決めた。花粉も少なくなったし、チャンス、チャンス、善は急げ!!だ」

 ところで、皆さん、こんなことありませんか?僕は普通、仰向けに寝てることが多いけれど、たまにうつ伏せに近い状態になっていて、顔がヒンヤリするぞ、どうしたのかしらん、って感じがして、そうしたら自分の涎で溺れかかってたこと、ないですかねぇ。まあ、溺れるまではならずとも、直径5センチほどピロカバーがべちょっと湿っていることがあるでしょ。絶対あるはずだ。そんなときは鏡を見る勇気はないけれど、無茶苦茶、間抜け丸出しの顔になっているに違いない。絶対そうだと思うから、鏡は見ない方がいいだろうね。

 で、家まで自転車かっ飛ばす間に、玄関から何をどのような順番でどうするかを頭の中でシミュレートするのね。それで、玄関入るなりすかさず雑巾を固く絞ってベランダの手すりを拭いて、その前に洗濯機のスイッチを入れ、洗濯メニューを選択し、一気にピロケースと、ベッドカバーを洗濯機にぶち込み、洗剤と柔軟剤と顆粒ハイターを流し込み、布団とベットパットをベランダにかけ、間髪入れず掃除機を引っ張り出し、床をブーンと掻き回し、絞り直した雑巾でモニターやら隅っこをダダダノダと隼のように拭き倒し、その全行程所要時間は12分。

 その後に淹れたコーヒーを12分かけて、ゆっくり飲むのって、とっても達成感・充足感が味わえるとだけれど、同じような体験したことないですか?

 ああ、とってもさっぱりすっきりした。で、網戸にしてね、一気に新鮮な空気を部屋に流し込む、暫くそのままにすると、より一層、幸せの運気を誘い込めるのではないのかしらんと何気にテキトーに思っているのね。(まあ、どうでもいいことをダラダラ書きますな・・)

 僕のお金をかけない一日の過ごし方は、休みの昼間はちゃかちゃかと部屋を掃除して、□□して、15時頃、今度はジョナサンに文庫本を持って出かけるのね、あ、その途中にシャツをクリーニングに出すね。で、暫し、文庫本をゆっくりと読むのが幸せだな。

 今、ちょっと飽きたのでこのブログをチンタラ書いている。さあ、帰って晩ご飯の納豆を死ぬほどかき混ぜることにしよう。平穏な一日だよね。(18:26)

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