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みなと区立エコプラザの開催する「森づくりプランナー講座」、第7回目は『特別編』として、これまで6回開催してきた「森づくりプランナー講座」を振り返るとともに、次回の事前知識を少し蓄えておこうという趣旨で、講師は、今まで何度もお会いしている有限責任中間法人more
trees事務局長の水谷伸吉さん。
弊社、『環境サポーターズ』からの参加は、私とハットさん。(他のメンバどうしたんじゃ?)
今回の内容は、
①これまでのおさらい
②CDMとは?
③VERとは?
④J-VER(日本版VER)とは?
①は過去のブログをご覧いただくとして・・
②のCDMはクリーン開発メカニズム(:Clean Development Mechanism, 略称:CDM)とは、先進国が開発途上国において技術・資金等の支援を行い、温室効果ガス排出量の削減または吸収量を増加する事業を実施した結果、削減できた排出量の一定量を支援元の国の温室効果ガス排出量の削減分の一部に充当することができる制度である。京都議定書の第12条に規定されており、温室効果ガスの削減を補完する京都メカニズム(柔軟性措置)の1つ。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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さて、ここで二酸化炭素の排出を抑えるのはフロンなどの対策効果の大きなものを手がける企業が多いのだけれど、エネルギー効率改善や省エネプロジェクトなどを実施した事実は不変で、大気中の温室効果ガスを減らした効果には永続性があるけれど、 これに対し、CDM植林プロジェクトの場合は、樹木が成長過程でCO2を吸収・固定しても、伐採や山火事があると吸収・固定していたCO2が排出され、再び大気中に戻ってしまうこと(reversibility)となる。つまり、植林によってCO2を吸収・固定する温暖化防止効果には永続性がないので、非永続的(non-permanence)であると見られている。
CDM植林プロジェクトでの永続性にともなうリスクを回避するために、排出源プロジェクトとは異なる認証されたクレジット(Certified Emission
Reduction, CER)の検討が行われ、短期的な期限付きクレジット(Temporary CER, tCER)と長期的な期限付きクレジット(Long-term CER, lCER)が決定され、事業者はそのいずれから選択できるようになっている。
ここで、CERとは、認証排出削減量(Certified Emission Reductions、略称CER)は、京都議定書で規定された途上国への地球温暖化対策のための技術・資金援助スキームであるクリーン開発メカニズム
(CDM) のルールに則って温室効果ガスを削減し、その排出削減量に基づき発行される国連認証のクレジットである。カーボンオフセットに利用される。認証は第三者の認証機関が行う。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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③のVERとは、CER に対し、国連に認められていない機関が認証した排出削減量は VER (Verified Emission Reduction または Voluntary Emission Reduction)と呼ばれ、区別して扱われる。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
④のJ-VER(Japan Verified Emission Reduction)とは、接削減できないCO2の排出分を、植林やクリーンエネルギー関連の事業などで相殺するカーボンオフセットに用いるために発行されるクレジットのこと。国は、国内で行われる排出削減・吸収プロジェクトによる温室効果ガス排出削減・吸収量のうち一定基準を満たすものをオフセット・クレジット(J-VER)として認証する仕組みを構築中。このJ-VER制度が整備され、第三者による検証などによりJ-VERの信頼性が確保されれば、J-VERが市場で自由に取り引きされるようになり、企業や個人、自治体などによるカーボンオフセットの取り組みが進むことが期待されている。
ネット検索で情報を書いただけで、自分なりに咀嚼が充分できていないね。眠いのと両方でまとまってないね。
次回は3月19日と26日で、『オフセット・クレジット(J-VER)制度に基づく温室効果ガス排出削減・吸収プロジェクト申請書(案)』版のPDD(Project Design Document)を書く練習をする。環境省が推し進めているので、興味のある方はこちらを。→「環境省報道発表資料」
では、今日はここで、シッツレイ。
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