2/9から2/10、深夜零時を丁度まわった。昨日、新潟のお土産さんの一角で買った紅葉柄の白と赤のコントラストが美しい木綿のハンカチ500円を敷いて、ベル&ロスモドキ3兄弟の写真を撮った。
ちょっと機械式時計はまたまだ続くのだけど(どんだけ、あるんじゃい)と見栄を斬ろう・・・・(前振り終了)
久々に、山本一力さんの小説にかえってきた。やはり、彼の作品は安定感があるのう。きちっと、人間がどのような部分で感動するのか、ツボを抑えきっているから、多少オーバーな表現でも、ああ、こうくるか、こう落ちを作ったか、と感服する。10冊以上読んだかも(数は問題じゃないよね)、今は「峠超え」という小説。
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小説って、一番美味しいところをバサッと切り落とす、あれ、今のところってどうなったの、を惜しげもなく切り捨てる。で、その後のシーンから、そのストーリーは展開しながら継続する。セオリーかもしれないけれど、すると、読者をある意味、呪縛→縛り→縄と蝋燭、・・・ああ、痛い、すごく熱い・・・(おいおい、話が逸れてるぞ)
するってえと、読者が想像(妄想といってもいい)する部分が更に掻き立てられるし、一層、著者のなすがままの世界に誘われて、罠にはまっていることに気付くことさえないのだよね。悔しいったらありゃしない・・・ だろ?
じゃ、オヤスミ・・
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