『巨人たちの星』、時環(タイムループ) 2009
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日曜日

 『冥王星の彼方から<巨人たちの星>のガメニアンの通信が再び届きはじめた。地球を知っているガメニアンとは接触していないにもかかわらず、相手は地球人の言葉のみならず、データ伝送コードを知りつくしている。ということは、この地球という惑星そのものが、どこからか監視されているに違いない・・・・・!! 五万年前月面で死んだ男たちの謎、月が地球の衛星になった謎、ミネルヴァを離れたガニメアンたちの謎、からまったすべての謎の糸玉が、みごとに解きほぐされる。入魂の<巨人たちの星>シリーズ第三弾!』

 ジェイムズ・P・ホーガン、シリーズものハードSF、
 第一部『星を継ぐもの』
 第二部『ガニメデの優しい巨人』の続編となる『巨人たちの星』を午前中、読み終えた。

 うーーん、いい。どのようなお話なの?ってのは読まないと判りまシェン。突き詰めると矛盾点はあるだろうけれどね、それを覆い尽くすほどの時は巡る、”時環<タイムループ>”、永劫の輪廻に身を任す、ってことかな。語る口は、水底の沈黙に閉ざされた、ってことだよ。

文庫: 469ページ/出版社: 東京創元社 (1983/01)

 してまた、第四部があるのですよ、『内なる宇宙-ENTOVERSE-(1991)』、そりゃ、読まずに死ねますか、ってんだ。上下巻、ただ今アマゾンへ速攻注文した。 ・・・・・じゃ。

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