『共鳴の法則』は人にも働く。 2009
1/11
日曜日

 先週のトラブル対応で、今日は出勤し、明日も出勤する。

 それはさておき、昨日朝から読み始めた「エドガー・ケイシーに学ぶ幸せの法則」を半分(150頁)ほど熟読した。それと、昨夕観た映画の「白バラの祈り」からいろいろ妄想的に漠然と釈然としない、何とかならなかったのだろうか、なんて考えていた。

 宝くじが当たるかどうかなんて、天文学的確率のことを期待して、夢に抱いても(それ自体を否定しようなんて思わないけれど)、そう簡単に当選するものじゃないし、当たっても泡銭となって消えちゃうような気がするし、楽してお金が入るなんて、普通あり得ないでしょ。

 宝くじが当たるって話じゃないけれどね、何とかならぬものか、と考えていると、確率的にはとても庶民的感覚でヒットすることがある。何でもない、ふっとしたチャンスに、きっかけが向こうから勝手に飛び込んで掌中にするってことは、ままあるのだよね、僕の場合。ほんと大げさな事じゃなくて、ちょっとした些細なことでね。考えるか、考えないか、気にするか、気にしないか、それで行動するかの違いだと思うのだけれどね。

"エドガー・ケーシーに学ぶ幸せの法則"
マーク サーストン、クリストファー フェイゼル
単行本: 309ページ
出版社: たま出版 (2003/08)
ISBN-10: 4812701570
ISBN-13: 978-4812701577
発売日: 2003/08


 昨夜の映画のことも気になりながら、「幸せの法則」を読んでいると、ヘッドラインの『共鳴の法則』の章に突き当たった。法則11:”あらゆる瞬間に他人を助けているか傷つけている”の中に書かれた『共鳴の法則』、それは音叉を打ち付けて、違う同じ音程(周波数)の音叉を近づけると、共鳴して音が鳴るでしょ、実験でやったことがあるかもね。

 この『共鳴の法則』は人にも同じように働く、と解説されていて、’あらゆる瞬間のあなたの考えや態度は、外へ向かって放出され、ほかの人の考えに影響を与えます’と。逆にほかの人からも自分に向かって働き、感情、気分、考えは他の人によって影響を受けるってことで、「感化される」ってことですね。「支配される」と意味を取り違えないようにね。

 僕たち(私たち)は自分の心的状態を選択する自由意志を持っているけれど、外に向かって放出されるエネルギーは、積極的・建設的な心の状態を通して、他の人を助けるべきだという意味では、影響力を十分及ぼしていることになるね。

 建設的な精神で、生活をしている人は丁度、叩かれた音叉から発せられる振動のパターンと同じように、ある振動のパターンを創り出すことができるのだから、小さくて、表面的には大して重要と思えないような、ほんの数十人の努力であっても、数百万の人々に左右するには十分な影響を与えるかもしれない。

 現に映画となった「白バラの祈り」は70年近くたって僕に影響を与えた。なのでね、ゆめゆめ、「どうせ、いっても無駄だ、どうにもならない」なんて諦めぬよう、後から、あの時、ああしておけば、なんて後悔をしないためにも、自分の考えや意見は主張しましょうね、後からグタグタ言うのは卑怯だよね、潔くないし。「そっか、命を張ってまで信念を曲げずに正義を貫き通した彼(彼女)らの死は無駄じゃなかった」と思い直すことが出来て、ほっとしたね。

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