映画、プライドと偏見いいね。 2009
1/2
金曜日

 大晦日から毎夜、レンタルしてPCに保存していた映画を3本観た。夜の暇つぶしには丁度よかったね。(↓解説文章はデータベースから拝借)

(1)アメリカン・ギャングスター
 ラッセル・クロウとデンゼル・ワシントンが主演する。ストーリーは、ハーレムを仕切るギャングのボスに15年間仕えてきた運転手のフランクは、ボス亡き後、一匹狼として生きることを決意。ベトナム戦争の軍用機を利用して、東南アジアの良質な麻薬を直接生産者から仕入れ密輸し、安価で幅広く大衆に販売し始める。瞬く間に巨万の富を築き、マフィアからも一目置かれる麻薬王の座に上り詰める。派手な行動を慎むことで、その正体は長い間、誰にも気づかれる事はなかったが、ついに、疑惑の目を向ける刑事のリッチー・ロバーツが現れる。公然と横領や恐喝がなされる腐敗がはびこる警察内で、汚職に手を染めることを拒み続けた彼は、特別麻薬取締局に配属され麻薬ルートの解明とそれ以上の巨漢に立ち向かい、フランクを徐々に追い詰めていく・・・。
---------------
 デンゼル・ワシントンは悪役をやらせてもウマイね。ラッセル・クロウも好きな男優さんで、実話に基づいているってことらしいけれど、何故人は麻薬に溺れちゃうのでしょうか。適度な麻薬はいいけれど中毒は自滅するんだろうしね。いや、死んじゃうね。

(2)ゾディアック
 ゾディアック(Zodiac)は、アメリカ合衆国の連続殺人者。1968年から1974年のサンフランシスコで警察が確認できた被害者5名を殺害。現在も犯人不明のまま、事件は解決されていない。

 1990年代には、ニューヨークでこの事件を模倣した連続殺人が発生した。以後ゾディアックは連続殺人の代名詞にもなる。「セブン」「ファイト・クラブ」のデビッド・フィンチャー監督が放つ衝撃サスペンス!奇妙な暗号で世界を挑発する殺人犯“ゾディアック”に魅入られ、人生を狂わされた4人の男たちの姿を描いた、実在の未解決事件に基づくサスペンス・スリラー。出演はジェイク・ギレンホール、マーク・ラファロほか。
----------------
 これは怖いね。でも、事実に基づいて、当時の捜査に関わった方々の多大な協力と資料提供を受け、綿密に再現されたとあとのボーナストラックで解説されていた。ゾディアックは連続殺人事件の代名詞にもなったらしいね。おお、怖い。

(3) プライドと偏見
 ストーリーは、5人の娘を抱えるベネット夫人と、周囲の人々が繰り広げる悲喜交々なドラマを描く。 ジェーン・オ-スティン原作の『高慢と偏見』をキーラ・ナイトレイ主演で映画化。男性に依存しないと生きていけなかった時代に、見栄をはることも、媚を売ることもせず、自分の言葉を持った才気あふれるエリザベスを、キーラが瑞々しい演技で魅了。主演女優として最後まで作品を見事にひっぱった。またブレンダ・ブレッシン、ドナルド・サザーランド、ジュディ・デンチらのベテランの柔軟かつ貫祿ある芝居も見物。気の強い女性と不器用な男性のじれったい恋物語は、下手すれば甘すぎるチープなラブストーリーになってしまう危険をはらんでいたが、キャストの好演、ウィットにとんだ脚本、そして、本作が長編映画デビューというジョー・ライト監督のユーモアと上品さを兼ね備えた演出が、品格あるラブストーリーに仕上げた。
-----------------
 主演女優のキーラ・ナイトレイの演技が光ると僕は思う。つぐないもよかったけれどね。

Copyright (C) 2009 Shougo Iwasa. All Rights Reserved.