属人化したコンテンツ・ライフサイクルからの脱却 2009
10/16
金曜日

 夕方、事前にアポがあった株式会社アイオンのN代表取締役と1時間ほど、お話をした。

 彼と始めてあったのは、僕がメインフレームで大型システムを担当していた当時、A社の営業部長だった。名刺を見ると1994.12.27とあるから、暮れのご挨拶に来られたのだと思う。A社のパッケージ(ソフトウェア製品)はかなり利用していた。

 それから時が経ち、前プロジェクトのOLAP製品を利用しているとき、J社の営業本部 副本部長で、久々にお会いした。名刺は2003.9.18となっている。

 今回はアシスト社が販売しているのれん(NOREN5)の製品開発も一手に取り仕切るのが、株式会社アイオンだ。今の時代、企業の宣伝塔となっているのは、社外向けのWebコンテンツだろう。企業のブランドイメージは、コンテンツの良し悪しにかかっているといっても過言じゃない。タイムリーで統一感があることも大事だろう。情報資産を経営資産に、そのためのソリューションを提供しているのがNOREN5だ。 こういったWebコンテンツの統合的な製品をCMS(Content Management System)というらしい。賄賂を握らされたわけでもなく、袖の下を要求したわけではないが、紹介すると、「Webのコンテンツの作成から、承認、配信(公開)、管理までを行う仕組み」がCMSということになる。NOREN5の導入効果として、
   ・属人化したコンテンツ・ライフサイクルからの脱却
   ・プロセスの自動化によりコンテンツの精度/鮮度/品質/価値を大幅に向上
   ・企業責任(コンプライアンス/トレーサビリティ)の確立
と製品概要に書かれている。

 僕もIBMホームページビルダーで属人的に、ひとりでブログを作るけれど、企業としてWebコンテンツを維持・管理していくのは、それなりに体系だった組織が必要あでろうし、まして、それらがルーティンとして確立されていない企業は、今の時代、冷や汗モノだろうし生き残れない。そのためには、経営層からトップダウン的に企業戦略として、予算措置もちゃんとして、Webコンテンツを育んでいかなければならないというのが一般的なのだろう。(2009/10/16 19:48)


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