あと、本番突入迄、一週間 2008
12/21
日曜日
 今日も仕事で、会社に出勤した。弊社の関西エリアにあるグループ会社と連携して、このプロジェクトは長きに渡って、幾多の試練を乗り切ってきたし、喜びも分かち合ってきたのでしょうね。

 当初、僕はこの開発に違和感があったのは確かで、物事の決定まで幾分も段取りをしないと、事が決まらない、すべてお客様の合意の元なのだけれど、開発を請け負っている部分の独自性というのか、信用して任してほしいな、って思ったのも事実だね。

 今でも僕は充分、いい加減に周りには映っていて、几帳面な方が多い中、迷惑を掛けていることも多々あって、その場では強気なフリをするけれど、ほんとうはドキドキして、ああ、やらなきゃ、と思うのですよ、ほんと。
 (できているかはどうかは、怪しいぞ)

今、通勤中に読んでいる『絶対帰還。』、固まった時間が割けなくて、まだ2/3しか読めていないけれど、有人宇宙施設-国際宇宙ステーション計画のお話。
 2003年2月、16日間のミッションを終えたスペースシャトル(コロンビア)が大気圏突入後、空中分解をして乗組員7名が全員死亡したのは、記憶に新しいでしょう。

 その時、国際宇宙ステーション(エクスペディション6)にいた3人の宇宙飛行士と家族を含めたお話。

 途中の話から抜粋・・「宇宙に長期滞在すると、頭がおかしくなることがある確かな証拠がある。数週間から数ヶ月続く睡眠不足、外部からの刺激のない感覚遮断の状態、隔離された閉鎖空間、潜在的な危険、良好とはいえない衛生状態、最低の食べ物、絶え間ない騒音と振動、ほかのクルー仲間と密接かつ継続的な接触・・・」

 とてもやってられないでしょう、と思うかもしれないけれど、この本はそうじゃないのだね、おっと、秘密秘密。

 あと、本番切替迄残すは一週間。問題なく、成功に終わるよう、最終点検をしないと。コロンビアみたいに空中分解してなるものか、ってね、成功あるのみ。
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