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10月4日(土)~5日(日)で参加した森林ボランティア[実践]コース・第4回の続きとなる[実践]コース・第5回に参加した。
両日、天気も快晴に恵まれ、充実した2日間であった。
弊社、環境サポーターズからの参加は、Tなかさん、Oつかさん、Kんださん、Sださん、私の5名。全体で18名参加、インストラクタは4名、前回と同じく、Sきや氏、Sずき氏、Kんどう氏、Iかだ氏。
■講義メモから。
◇枝打ち
→枝が張っていると地面に光が差さない、枝打ちをすることで斜面に光を入れ、材を一定の大きさ、3メートルの柱が2本とれるように成長を促進する、完満(かんまん)な無節の柱を作るのも目的のひとつ。枯れ枝となると死節となり、柱にしてもポコッと取れちゃうちゃうでしょ、節の部分がね。
Q1.枝はどこで落とすか?
A1.=>山主の考えに左右される。
Q2.枝打ちの高さは?
A2.==>3.5~7メートル。
あと、学んだキーワードとして、「枝座(しざ)」、「枝隆(しりゅう)」、「休眠芽」:年輪の2年位内側に眠っている枝の芽。
使う道具は、梯子(むかで)、ブリーナー、など。 |
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◇毎木(まいぼく)調査
→今回は日の入りが早いので、未実施としたが、考え方として、胸の位置(1.2または1.3メートル)で林尺(りんじゃく)、大きなノギスみたいなもので、木の直径と、木の高さを測る。。全材木を調査することもあるし、一定面積を調査し、全体を推し量る方法もある。
今日のメインの作業内容は、トラコンを使った測量で、みんな初めての経験であった。よく、ポールを立てた人と、三脚に装置を付けた測量の人を見かけるでしょ、何をしているのか、ちゃんと理解した次第。
トラコンは、<磁針による測定→コンパス測量>と、<水平分度による測定→トランジット測量>の磁方位と水平方位を組み合わせた望遠筒の付いた装置を使った。モデルは牛方(うしかた)商会のS-25だ。測点から視準点の方位角と高低角を測り、野帳(やちょう)に測定値を記録していく。逆に点検の意味もあり、視準点から測点も測定した。SP(スタートポイント)から10ヶ所を測定し、SPに戻ってくる多角形のケースでね。 一台、ほしいですね、個人的には。
さて、測量したデータを元に、方眼紙にプロットし測量ポイントと多少のズレはあるものの、おおむね良好な測定結果を得ることが出来た(と納得しよう、プロじゃないのだから、慣れることがまず大事) |
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入浴後、食事、そして、参加している他の方々と懇親しながら、楽しい一時を過ごせたね。
(今日時点は体力は100%温存したし)
P.S.
「森林インストラクター」を目指す方は、『森林レクリエーション協会』を参考にされたし。来年受験しようかな? |
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