地球は、魂の自由意志が使える実験場 2008
11/29
土曜日

 今日のブログは多分、おおかたの方には、「何がいいたいの?」と思うだろうね。2/3読み終えた『永遠のエドガー・ケイシー』から、感銘を受けた部分を抜粋したい。ブログに書いたアカシックレコードの延長線上の話になる。

 太陽系は魂にとって一種の修養の場のようなもので、そこで魂はいろいろな経験を繰り返し学ぶ。そして太陽系にはそれぞれの惑星に対応して、全部で八次元まであるという。惑星はその次元、環境の焦点というべきもので、そこで各次元はそれぞれの次元の特質を表し、物質化する。といっても各次元での物質化の様相は異なる。その中で地球は三次元であり、地球は全太陽系の中で実験場のような役割を持っている。というのも、完全な自由意志が使えるのは地球だけで、他の惑星、つまり他の次元では、魂が適切なレッスンを学ぶように、ある程度の強制力が魂の上に働く。

 魂が進化していけば、そのような強制力は通常その魂自身が選ぶようで、その理由は、地球次元の肉体を脱ぎ捨て、地上で生きていた時に使っていた顕在意識が潜在意識の中に吸収されると、二つの意識を隔てていたベールが取り去られるということらしい。

 潜在意識というのは、魂がそれまでどんな経験をしてきたかを記録している記録庫(アカシックレコード)で、その記録の範囲は、この太陽系だけでなく、他の太陽系、つまり他の恒星系まで含めて、魂がどのような生涯を送ったかを記録している。この記録のことを、昔の人は、”記録の天使”によってつけられていると考えていた。これは我々が自分の霊に対して、何をして来たかを書き記したもの。

 そして、霊とは、我々に命をもたらしている本源であり、個我-つまり神から独立して存在するという賜物と共に、神から与えられた神の一部。我々の課題は、この個我を完成し、神の元へ帰るということ。

 ここまで、読んだ方には頭が下がるよ、別に僕は変人じゃないからね。黒魔術師たらんわけでもなく、白魔術師になり得るわけでもなく、誰かを混乱に陥れようと企むのじゃないからね。ただ、これだけを読まされても、何のこっちゃ・・・になって当然だろうけれど、でも、哲学とも言えない、今まで考えもしなかったことなのは僕にとっては事実だよね。

 じゃ、続けるね。

 例えば、我々は過去生において地球のいろいろな問題-同胞愛や、所有欲、セックス、飲食等-にどう対処してきたか、その対処の仕方に従って、この地上のいろいろな問題に反応する。ある場合には、他の星や惑星の影響を全く受けず、地球の問題のみに取り組むこともある。星は魂のパターンを示すものであって、経験を示すものではない。横道の十二宮(十二星座)は十二のパターンであり、その中から魂達は地球次元に入る時にどれかの宮を選択する。だから、十二宮はある意味で人種に似ている。つまり十二宮も人種と同じように、一定の気質とか人格などのパターンを示す。

 本の前後脈略が判らず、理解に苦しみながら、頭を掻き毟っている読者の皆様、許して、でね、エドガー・ケイシーは最初は、肉体的な病気に対して、フィジカル・リーディングをとっていたのだけれど、輪廻転生、つまり、その人の過去生がどうだったか、カルマを背負っているわけでね、聖書にも載っていない人の魂は生まれ変わる、ってこと、随分、彼は悩みながら、つまライフ・リーディングを行うことを決心するに至ったのだよね。

 輪廻転生の考え方は、過去、聖書の中で削除されたようで、それはキリスト教でも、そのような教えをすると一般大衆へ説明しづらい、理解し難い、ってことと、その後、教会としては不利であったのでしょうね。求心力・統率力が削がれるだろうしね。キリスト教はユダヤ教を改革せしめるがために、いろんな部分を葬ってあるから、本来、イエスが教えた教義とはズレの部分が多いのだろうと思うね。

 キリスト教徒でも何でもない僕には、聖書を解説できるほどの知識も持ち合わせていないのだけれど、ヨハネ福音書やマタイ複音書にも、キリストは輪廻転生を前提しないと話が矛盾するような記述部分が数カ所あるんだって解説も、フムフムって感じがする。

 長くなりそうなので、ここで止めて、次回は、「顕在意識」と「潜在意識」の関係、何故、過去生を覚えていないのか、ってことに触れたいと思う。

 じゃ。

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