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今日はエイミー・マンの8月下旬にリリースされたニュー・アルバムの話題、クリスマスにリリースされる’One More Drifter in the Snow’もアマゾンに予約したぞ、と。クリスマスを誰かといっしょに過ごしたことは6年くらいないね。仕事だったり、いつもどおり一人だね。昔々、数世紀前?、鶏の内臓をくり抜いたお腹に色々詰めては、染み出したバターと野菜のうまみを丸焼きチキンにかけながらオーブンで焼いたのは石器時代のことのように昔に感じる。(そう、それでいいのだ)
さて、女性ソングライターのエイミー・マンには1985年、TIL TUESDAY在籍中、VOICES CARRYってヒット曲もあるけれど、ヴィジュアル指向、MTV全盛の時代、今の彼女からは見る影もないくらい別人だね、売り出すため、化粧もヘアースタイルも自分が望んだことじゃなく、セクシーさを押し出して何を得ようとしたのか、つまりは得たものは一欠片の値打ちもなくて、ソングライティングで、詩で自分を主張することを、それを磨くことに徹した、それでもって研ぎ澄まされた彼女しか醸し出せない領域というのかな、自分のテリトリーを手にしたんだね。
つまり、自分の主張や、’こうしたい’もない着せ替え人形じゃエイミーはなかったからね。ただ、言われるままに「ああ、わかりました、そうします」じゃ、エンターテイメントな世界でもビジネス社会でも埋もれちゃうってことですね。自己主張して、”自分らしさ”自分を見つめ直して、それで、自分がどうするんだ、みたいな一貫性がある、気負いなくプレッシャーもバネにしちゃうみたいなね。一本芯の通ったものがなきゃ、どの世界でもやっていけないね。僕が出来ているかどうかは別問題だよ。いい?
それを考える(それ、って何?) 、実践出来る、妥協しないってことが運命の分かれ道だと思うけどな、妥協しない、譲れないだけのものを自分が持っているってこと。頭でっかちじゃなくて、常日頃そのテーマに打ち込んもいるし、勉強もしている。生意気かな?、いやいや、構いはしない、自分を押し殺して、抑えつけてまで、人に追従したり、媚びを売ることの方がよっぽど恥ずかしくて、味気ない人生になっちまう。
だろ?
なのでね、彼女が悟り開いた飄々とした、彼女しか作り出せないニュー・アルバムから2曲、聞いてみて。エイミー・ワールドに包み込まれるぜ、覚悟しな!
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