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今日は、タイトルの通り、『みなと区民の森の視察について』のレポートをしよう。
「みなと環境にやさしい事業者会議会長」から人数枠限定枠でのお誘いに、弊社からは”環境サポーターズ”として、事務局のFまるさんと僕の2名で参加させて頂いた。
とても勉強になり、楽しい一日でしたね。
さあ、順追って、でもね、「百聞は一見にしかず」だから、写真もコメント入れるけれど、体験してみないと判り辛い部分があることは否めないでしょう、許せ。
【スケジュール】
0900 |
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港区役所一階ロビー集合 |
0910 |
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総勢16名、マイクロバスで出発 |
0915 |
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首都高入り口でマイクロバス、機嫌を損ねエンジンストップ |
0945 |
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エスティマと乗用車に分乗し再出発 |
1110 |
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武蔵五日市駅通過 |
1120 |
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「みなと区民の森」着 |
1130 |
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森の現状と整備について(レクチャー) <東京都森林組合> |
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昼食(各自持参のお弁当) |
1300 |
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区民の森散策 |
1500 |
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港区役所向けて出発 |
1630 |
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港区役所着解散 |
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「森の現状と整備について」の東京都森林組合のOのでらさんからの話をかいつまむと、「みなと区民の森」の選定に当たって求めた条件は、
①様々な林層を持つ。(樹種・林齢)
②各種手入れが必要である。
③天然林があり”緑の回復”の創設が可能
④伐期をむかえた森林で材木の利用が可能
つまり、人間が一度植えた苗木が育っても、ちゃんと手間暇かけて間伐をしてあげないと良い森にはならないということ、いろいろな樹種が織混ざって、初めて動物・鳥・虫類が自然の摂理の中で共存・共栄出来るということ、なのですね。
一般的に「森林活動」するのに、何故、木を切り倒すのか?って反論・ご指摘を受けるそうだけれど、放任された森→死滅した森であって、杉さんや檜さん達は、ギュウギュウ詰めの中で、窒息状態、栄養不良で死にかけている、それを何とかしてあげよう、そのためにやるべきことをやってあげて、本来の自然循環摂理のサイクルにしていくのですね。
手入れの行き届かない森は、日が当たらない→下草が生えない→土が流れ痩せた土地、の悪循環を断ち切ってあげる必要があるのですね。
間伐・枝打ちをする→日が差す→下草が生える→木が太っていくという好循環にしてあげなくちゃいけない、皆さん、大変よく判るでしょ、この理屈。いいかな?
ただね、急斜面を人間の人力だけで高齢者となっている林業に携わる方々だけではとても間伐なんか不可能ですね、だから、四万十式工法(大正町森林組合)による”表土積みブロック工法”により高密度作業道路を整備し、
・車が通れる道を作る。
・工作機械を用いる。
・適宜、木を出す。
ハイテク工作機(プロセッサやハーベスタ)も導入し、明るい健全な森を作ってあげる、すばらしいことですね。感激しちゃうね。
※プロセッサ動画
※ハーベスタ動画
伐採された材木はちゃんと有効利用していて、道を作る土留めにしたり、株もちゃんと使うし、産業廃棄物を出さない、なんて工夫もしているのですね。 |
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東京都森林組合 販売加工課のNぐちさんから、集成材で作ったテーブルや、コースター、レザー加工なんかでロゴを焼き印したものの紹介もありました。木の香りがとてもいいね、天然・自然はいい。
続いて、NPO法人「あきる野さとやま自然塾」のMずのさんからもお話をして頂き、竹の筒をつかったハチトラップや、大鷹子育て、大鋸屑(おがくず)を使ったバイオトイレの話がありました。
僕は花粉症25年以上のベテランだけどね、何故、近年花粉が増えたか、をシンプルに言うとね、花粉を蒔くというのは杉さんは子孫を残すための行為でしょ、で、死滅しかけた森、手入れしていない・諸般の事情でできない森が日本全国多いものだから、杉さんたちは必死で、子孫繁栄・子孫繁栄と頑張るわけね、なので花粉が多い、だから、ちゃんと、健全な森にしてあげるとね、杉さんたちは、「子孫安泰じゃ」となれば、花粉は激減するのですね、杉さんは喋られないけれど、必死なんですね。
「もうこれで思い残すことはない、安心して朽ち果てられる、おお、子供達よ、このすばらしい森で、すくすく育てよ、C(炭素)もいっぱい貯め込むのじゃぞ、いいな」ってことになる。
午後からの散策は写真の中でご紹介しましょう。
★★環境サポーターズに告ぐ!!
8月23日(土)は予定を空けておくこと!!
次回の会議でご案内出来ると思いますが、ここ、みなと区民の森の探索と何かしら、環境ボランティアとして皆さんに体験してもらえることを考えます。日程は決定です。
16:30、港区役所に到着、まだ、日は明るい、ってことで新木場まで少しペースを落として歩いた。今日の歩数27,000歩だな。
P.S.今度僕が小学三年生に自分で植えた杉の木が今でも育っている、って話をしましょ、楽しみにね。 じゃ。 |
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