※YouTubeの動画はアカウント削除、ユーザ削除、著作権侵害等の理由により存在しない動画が多いため削除しました。(2011/10/19) 2008年6月28日(土)

♪ THE BEATLES / RUBBER SOUL (ラバーソール)♪

ザ・ビートルズ、公式オリジナルアルバム、6枚目となったRUBBER SOULを紹介する。

レコーディングは1965年10月12日から11月初めまでの一ヶ月で完成。
イギリスの発売は1965/12/03、日本では1966/03/15、CDが発売されたのは1987/04/30。


アイドルから、ロック・グループへの成長が顔を覗かせてくる。ジョンの詩が段々と彼の独断場に進みつつ中期を閉めくくるにふさわしいアルバム。

自由のないライブ活動にウンザリし、強烈なストレスを感じていた彼らを、スタジオ・ワークに駆り立てていく下地は充分にできていた。

EMIの稼ぎ頭のビートルズはアビーロードスタジオを自由に使えるようになっていた。
次作アルバムのリボルバーではレコーディングが実験的になっていく。それはスタジオワークをメインとしたビートズルの実態であり、実力が更に開花・習熟期へと変貌していく、その前哨戦となったアルバムと個人的に位置づけている。

全曲オリジナル、レノン&マッカートニーのクレジットが12曲、ジョージの曲が2曲フューチャーされている。

#5の曲はポールがフェンダー6弦ベースをファズを通した音色になっていおり先賢的で注目に値する。当時としては大胆な試みだった。

#4と#13は日本武道館でライブ演奏されている。1966年6月30日と7月1日のこと。ライブ中のスーツのコントラストが眩しい印象を残している。
当時のLive In Japanのビデオ録画はカラーの技術的初期段階であったためか、映像は平面である。
古き時代を感じさせるがフィルムではない違った風合いの映像だ。

アルバムジャケットはWith The Beatlesと同じロバート・フリーマン。4人のメンバーがジャケットの選択するために集まった。
スライド化したフィルムをスクリーン替わりにボール紙に投影した。そのボール紙が偶然にも(運良く)傾いた。メンバーの顔全体が歪んだ。この歪み写真が気に入り、このようなジャケットになった。


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