2008年5月26日(月)

朝、おじいちゃんとの会話(その2)

 一曲だけ、今の気分の曲をご紹介しましょ。Manic Street Preachersの最新アルバムSend Away The Tigersから#3曲目、The Cardigansとのデュエット曲、♪ YourLoveAloneIsNotEnough♪、マニック・ストリート・プリーチャーズも、ザ・カーディガンズも大好きなバンドで、お互い透明感あるヴォーカルは天性のものだって思うし、神様に与えられた声って思うんだな。実にすばらしい。聴かずに死ねるか、ってなるな。ファンになっちゃうよ、絶対・・(勝手に決めるなよ、おっつ)

 さて、5/15ブログに書いた『朝、じいさんとの会話』、5/21の朝も話をしたし、今朝も話をして、4回目だね、家の前の小さな公園でね、お互いベンチに腰掛けてね。おじいちゃん、随分、リラックスしてるし、段々と助走が付き、打ち解けてくれましたね。

 5/21(3回目)の話を要約すると、15歳から終戦まで中島飛行機製作所で板金系の仕事をしたこと、育ち盛りでお腹は減るのだけれど、葉っぱばっかりの雑炊だから、そりゃ、栄養が足りてない。で、どうするか、っていうと何人かでスイカやトウモロコシを盗んでは食うのだけれど、その後、憲兵に見つかると、とっちめられるから、食べかすはみんな便所に捨てたんだって。

 で、「じゅらあばん」まで記憶がスムーズに蘇ってね。。「じぇらあばん」とは超々ジュラルミン金属の事で、高力アルミニウム合金で国産で、第二次世界大戦では零戦を始め、多くの機体に使われたんですね。あと、中島のキxx開発機や、治具もキーワードとして言葉が出てね、おじいちゃん、全然ぼけてないじゃない、ってうれしかったですね。
 あと、戦時中、地元でヒラソって名士が特攻志願をしたのだけれど、出陣前に地元に零戦で飛んできて、橋の下を潜って、両親に手紙を空から落とした、ってのが、地元じゃ伝説となっている話とかね。

 でね、今日も朝、5時、前の公園で深呼吸するために行くとね、おじいちゃんが、「にっこり」微笑むではないか。そりゃ、19時には寝る習慣だもの、朝は早い。僕も5時間以上眠れない体になってしまった、最近は4時間半で目覚めちゃう、ばしっと、目が開いちゃう。まあ、これはどうでもよくって、今日もじいちゃんは日本盛「鬼ごろし」200mlパックをチビチビやりながら、ご機嫌でしたね。

 やっぱ、おじいちゃんは板金一筋で、その手の話はプロだね。今日は織田信長や豊臣秀吉の話も出たし、S.4年生まれ、山梨出身の「志村」さん、って名字。43歳の息子がいるのだけれど、まだ独り身であることを心配しているね。

 僕ね、おじいちゃんとか、おばあちゃんと話をするのが好きでね、その時は、普段のように一方的に自分からしゃべるのじゃなくてね、聞き役に徹してるんだよ、相槌打ちながらね、人生経験豊富なお話が聞くことが出来るし、何より、話し相手がほしいのだからね。僕も楽しみながら、「それで」、「それからどうなったの?」って。

 いいものですよ、明日も公園行こうっと。

 P.S.Ricken Backer 325、ストラップアクセサリーをヤフオクでゲット、吉田カバンにぶら下げたんだ、いいでしょ。

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