2008年5月23日(金) 
幸福とは、心が充たされること

みんなが本当に欲しいのは、物ではなく心の充足です。
幸福になりたりたいというのは、心が充たされたいということでしょう。
わたしは、ここの何もかもに満足しています。
家にも庭にも、動物たちにも天気にも、バーモントのすべてに。
わたしは、ひとりの時間が好きです。
自分勝手だと思われてもいいの。
子供が家を出て行き、二度と一緒に住みたがらないと言って淋しがっているお母さん達。
ちょっと周りを見渡してごらんなさい。
やろうと思えばできる楽しいことが、たくさんありますよ。
人生、長くはないんですもの。
うかうかしていると、何も出来ないうちに終わってしまうわ。


 先週の金曜と同じく新浦安駅で降り有隣堂 アトレ新浦安店の本屋を徘徊した。右写真のターシャの本を2冊と、この前も読んで文化の違いを楽しめた吉村葉子さんエッセイ第二弾『激しく家庭的なフランス人』を買った。

 ターシャの話題は、5/16、と5/18にしたけれど、今日買った本、どんなのか、っていうと写真もふんだんに載っていて、彼女の短い言葉が織混ざるように書かれていて楽しめる本ですね。まだシリーズ(3)もあるのだけどね。すべて僕には言霊と感じるけれど、凄く当たり前のことを平易な言葉で彼女は言ってますね。彼女に憧れる女性は多いのじゃないのかな、って思うけれど、男からみても素敵な女性ですね。魂が美しい人だとも言えますね。

 でもほんとうに自然の中でずっと心が充たされた生活を送ってきたターシャは凄く努力家で、忍耐強く、信念や倫理観、哲学を子供の時からちゃんと持ってましたね、自分で考え自分で判断する。人に甘えたり頼ったりしない。それが勝手な人に映る時もあるのでしょうけれどね。

 何でも文明の力に頼って文明から遮断されたら八方ふさがりになるような生活をしたくないなあ、生きる生活の知恵は失わないようにしなきゃ、なんて漠然と感じました。ちょっと上手く伝えられないけれどね。

 そして、思ったら行動、自分を信じたら信念をそう簡単に曲げちゃイケナイって改めて感じました。信念がぐらついていて、そもそも信念のない、一貫性のない人は信用されないですしね。

 そうそう、ターシャの座右の銘が(2)163Pに載っていたので、まさに彼女の時代が移っても一生変わることのない普遍的なパラダイムなんでしょうね。
『人は自分が置かれている立場を、すぐ状況のせいにするけれど、この世で成功するのは、立ち上がって自分の望む状況を探しに行く人、見つからなかったら創り出す人である』
(ジョージ・バートナー・ショー)

 素敵な写真と言葉の玉手箱です。 

思うとおりに歩めばいいのよ
ターシャ・テューダーの言葉
単行本: 180ページ
出版社: メディアファクトリー (2002/10)
ISBN-10: 4840106444
ISBN-13: 978-4840106443
発売日: 2002/10
商品の寸法: 18.4 x 12.4 x 2.4 cm
自信のない子供だったのに、こんなに大胆不敵な87歳になってしまったわ。

楽しみは創り出せるものよ
ターシャ・テューダーの言葉〈2〉
単行本: 178ページ
出版社: メディアファクトリー (2003/12)
ISBN-10: 4840110115
ISBN-13: 978-4840110112
発売日: 2003/12
商品の寸法: 18.2 x 12.2 x 1.8 cm
歳を重ねるほど、自由になれるわ
奔放に這いまわるツル植物みたいにね。



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