昨日のブログのお約束通り、感想を。
どんな映画か、って擬音で表すとですね、
・びちゃ
・どばっ
・べちゃ
・ぐちょ
・ぱかっ
・どぼっ
・ばりっ
があって、
・ばきゅ〜ん
・バリバリ
・どっか〜〜ん
・グウォ〜ン
・きゅるきゅるるー
もあって、
・すぱっ
・くるっ
・あちゃ〜〜
それでもって
・あっは〜〜ん
・いや〜ん
・た・ら・ら・ら〜ん
もあるし、
・さらさらさら〜〜り
・そよそよそろり〜
で終わる映画ですね。
凄く判るでしょう。
何? わかんない、修行が足りないねえ・・・ |
映画でメシを食おうとする方は、学ぶべき素材の宝庫、ありとあらゆるジャンルが、”これでもか、ええっ”て位、てんこ盛りされている。「映画のバイブル」とも言えるのじゃないかな。
シナリオ学・音響工学・照明工学・映像工学・モンタージュ理論・特殊メイク・危険物取扱技術等々、学んでおく必要があるね。特にカメラアングルとカット割りにはセオリーが100個以上詰まっている。これは事実。言い出せば止まらないから今日は割愛ね。
それに、制約条件(現実・真実・事実)として、予算の上限、期限が決まっているし、お金をかければ何でも出来るSFXじゃないし、過剰品質(金メッキ)とならない、なれないから、知恵もださなきゃならないし、プロジェクト予算も少額の中でスポンサー、オーナーの満足を得て、延いてはエンドユーザの顧客満足度(CS)まで考える、これはプロジェクトマネジメント能力を駆使し、プロデュースしなきゃいけない。コンティンジェンシー予備費の幅も狭いだろうしね。予算・ロケ地etc、の交渉能力、折衝能力や営業マンの上映劇場の決定とローテーション化も少人数でやりきらなきゃならない。 |
難しいのよ、こういった映画制作は、と、専門学校で『映像工学』の基本・基礎を学んだ僕には判る(かな?)
で、僕は、こんな「スラッシュ」で刺激的・インディーズ系の「エクスプロイテーション(センセーショナルな側面を持つ低予算のB級映画)」や「セクスロイテーション」や「カーアクション」や「マカロニ・ウェスタン」や「香港カンフー」もすべてインテグレートされた映画にこそ、エンターテーナメントと言えるのだと思うね。
「ぐちゃ・びちゃ・べろっ・どばっ」って中でも、平気でご飯食べられるし、食欲をソソラレル映画ですね。
ハリウッド映画の綺麗な映像に慣らされちゃいけない、サバイバルじゃなくなっちゃうからね。
『死んでも観るべし!!』かな。でも、グチョグッチョビチャビチャドバドバだよ。
けれどね、学ぶことが多いね。
じゃ。 |