2008年4月24日(木) |
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ひょうふうはちょうをおえず、しゆうはひをおえず |
飄風は朝を終えず、驟雨は日を終えず (老子二三章) |
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老子の言葉から、第3弾、ご紹介しましょう。 |
開き直れ、と言ってるのじゃない。僕は、超楽観主義だけどね、なるようになる、なんとかなる、なるようにしかならない、と思いますね。 |
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飄風は朝を終えず、驟雨は日を終えず(老子二三章) −今夜台風でもあしたは晴れる− |
人生、つねに変化する |
激しい突風でも、明日の朝まで吹き続けられない。突然強く降って来たにわか雨も、夕方には止む。酷しい夏の暑さも、秋までは、つづかない。足の先まで凍えるような寒さも、春の花が咲けば、去っていく。
地位を得ても、いつまでの、その地位に安住することはできない。財貨を得ても、永遠にそれを守ることはできない。どんな財産も、三代で無一文となる。
天の理、自然の理にしたがって生きるとは、あらゆる生命のあり方は、つねに変化してしまうという覚悟をして、日常を過ごすことなのだ。
天地すらなお久しきこと能あたわず、而しかるをいわんや人においてをや(老子二三章)
天地自然のように偉大な物でさえ、その姿を変えずに、久しく同じかたちでいることはできない。ましてや、人間のような小さな存在が、頭の中だけで「これはいい」「これは悪い」などと考え出した「善悪」の概念などを、永久に守れるはずがない。
生まれた者は、すべてが、枯れて死ぬ。 |
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