OC(検査特性曲線)とは? |
全品(全数)検査が理想であるが、製品の特性や数量によっては困難。一部を抜き出して標本検査。
・大きさNのロットから大きさnのサンプルを抜き取って検査し、不良個数が一定の判定基準値C以下なら合格とする。
○生産者危険:偶然に多くの不良品がサンプルに入る。→不合格
○消費者危険:(ロット不良は高いのに)サンプルに不良品があまり入らない。→合格
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図(サンプル) |
図1 |
(特徴)
・必ず右下がり
・交わらない
→基準値を小さく(厳しく)すると合格率は下がる。
→基準値を大きく(甘く)すると合格率は上がる。 |
図補足説明 |
OC(検査特性)曲線とは何か?
抜取検査マニュアルを見ると,OC曲線と称するカーブが出きる。これはロットの品質に対してロットの合格率をプロットしたグラフのことだが,サンプルサイズ,合格判定個数,抜取方式などによってグラフの形が異なる。
図1は1つの例だが、サンプル数(n) 200,合格判定個数(Ac) 7個,不合格判定個数(Re) 8個,なみ検査の1回抜取方式で,サンプル文字L,AQL=1.5%の場合に相当する。この場合の生産者危険は約1%,消費者危険10%における消費者危険品質は約6%ということになる。
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