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6.1 Activity Definition
アクティビティ定義

※プロジェクトにおけるさまざまな要素成果物を生み出すために実行しなければならない個々の具体的なアクティビティを特定する。

INPUT

1.WBS
2.スコープ記述書(Scope statement)
3.過去の情報(Historical information)
4.制約条件(Constraints)
5.前提条件(Assumptions)
6.専門家の判断(Expert judgement)

ツール
と技法

1.要素分析(Decomposition)
 ⇒マネジメント上のより良いコントロールを実現するためにプロジェクトとのワークパッケージをより小さく、よりマネジメントしやすい要素に分割していくこと。スコープ定義の要素分解と異なる点は、アクティビティ定義の最終アウトプットが要素成果物ではなくアクティビティになること。
2.テンプレート(Templates)
 ⇒以前のプロジェクトで作成したアクティビティリスト

OUTPUT

1.アクティビティ・リスト(Activity list)
 ⇒プロジェクトにおいて実行する全てのアクティビティを記述しなければならない。プロジェクトスコープに不要なアクティビティは一切含まないことを容易かつ確実にするため、アクティビティリストをWBSの体系に併せて編集する。
2.詳細情報(Supprting detail)
 ⇒たのプロジェクトマネジメントプロセスでも利用できるように必要に応じて文書化し体系的に整理しておく。明確化された前提条件及び制約条件を必ず含める。
3.WBS更新版(WBS updates)
 ⇒WBSを用いて必要なアクティビティを識別している間にプロジェクトチームは欠落している要素成果物に気づいたり、要素成果物をさらに明確化あるいは修正しなければならないと判断することがある。

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