※納入者との関係をマネジメントする。
契約が完了したのなら、直ちに契約完了のプロセスに入る。
※納入者のパフォーマンスが契約上の要求事項を確実に満たすようにするプロセス。契約関係には法的な性質があるのでＰＪチームは契約管理に際して採る行動の法的な意味を明確に理解する。
◆契約管理には、財務管理の要素も持つ。支払条件を契約に定め、納入者の出来高と納入者への支払に明確な関係を持たなければならない。

1.契約(Contract)
2.作業結果(Work results)
　⇒どの要素成果物か完成しどれが未完成か、どの程度、品質基準を満たしているか、どのようなコストが発生しまたは支払いを確定したかなど、納入者の作業結果はプロジェクト計画の実行のプロセスの一部としてここで収集する。
3.変更要求(Change requests)
　⇒契約条件または供給される製品やサービスの記述の変更。納入者の作業が不満な場合は契約打ち切りの決定、クレーム、紛争、提訴、調停は違う
4.納入者からの請求書(Seller invoices)

1.契約変更管理システム(contract change control system)
　⇒（統合変更管理システムと一貫性を持たせる）契約変更の手順を規定したもの。事務手続き、変更追跡システム、紛争解決の手続き、変更を認可する承認者の職位レベル
2.実績報告(Performance reporting)
　⇒納入者がいかに効果的に契約の目標を達成しているかについての情報をマネジメント層に提供する。契約上の実績報告は、プロジェクトの実績報告と一貫性を持たせるべき。
3.支払いシステム(Payment system)
　⇒通常、母体組織決済システム。プロジェクトマネジメントチームによる適切な検討及び承認を含めなければならない。

1.コレスポンデンス(Correspondence)⇒契約条項で規定されることが多い
　⇒不満足なパフォーマンスの警告や契約変更・内容の明確化、購入者／納入者間の特定のコミュニケーションを記述する文書の作成
2.契約変更(Contract changes)
　⇒変更（承認・未承認に拘わらず）は、妥当なプロジェクト計画の策定およびプロジェクト調達のプロセスを通して適切にフィードバックする。またプロジェクト計画書やその他の関連文書を適切に更新する。
3.支払要求(Payment reques)
　⇒外部支払システムを使用することと仮定。