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12.4 Source Selection
発注先選定

※入札書あるいはプロポーザルを受領し、評価基準を適合して納入者を選定すること。

INPUT

1.プロポーザル(Proposals)
2.評価基準(Evaluation criteria)
 ⇒サプライヤーの能力および調達品の品質を評価する目的でサプライヤーが以前に提示した製品のサンプルまたはサービスの事例を評価基準に含めることがある。取引履歴の査定も含めることもある。
3.組織の方針(Organizational policies)

ツール
と技法

1.契約交渉(Contract negotiation) ※Point納入者とよい関係を作ること。
 ⇒契約の構成および要求事項について契約にサインする前に内容を確認し、相互に合意すること。責任と権限、適用条件と法規、技術上および取引上のマネジメントの仕組み、契約に伴う資金の手当ておよび価格
 ※既成事実(かく乱戦法):今は既に議題とすべき状況ではない。
2.重み付け法(Weighting system)
 ⇒担当者の個人的偏見の影響を少なくするために定性的なデータを定量化する方法
  @各項目の評価基準に数値による重み付け
  A各評価基準で納入候補を採点
  B採点結果と重みを掛け合わせ
  C得られた値を合計し全体スコアを計算
3.スクリーニング・システム(Screening system)
 ⇒いくつかの評価基準に対してパフォーマンスの最低必要条件を決めること(足切り基準)
 ※重み付け、スクリーニングは通常、組み合わせて使用。
4.独自見積り(Independent estimates)(査定見積り)
 ⇒提示された価格をチェックするために多くの調達品に対して調達組織が独自の見積りをすること。独自見積りと提示価格に差があると、作業範囲記述書が適切でないか、納入候補が誤解しているか、対応していないか。

OUTPUT

1.契約(Contract)
 ⇒納入者に特定の調達を供給する義務を負わせ購入者に対して対価を支払う義務を負わせる互いに他を拘束する協定のこと
 ・契約には、契約書、協定書、サブイコンストラクト、注文書、覚書など。

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