1959 AUSTIN SEVEN 2012
9/3
金曜日

不定期にミニの系譜を紹介していこうと思う。
今日は第一弾、世にミニが登場した頃の話。

AOD150のコードネームで開発されたミニ。
AODは、オースチン・ドローイング・オフィスの頭文字をとったチーム名から来ている。
 -前代未聞の小さなボディー
 -FFのパワーユニット
 -工場で生産されていた最も小さなAシリーズエンジンに、既存のトランス
  ミッションを2階建てに組み合わせた手法
 -特徴的なラバーコン・サスペンション
 -10インチホイール
 -駆動用ジョイントはチェコのツェッパ社 が開発
 -タイヤはラバーコーンと共にダンロップが 開発


この新型車は、オースチンとモーリスの2つの販売ネットワークで同時に売るため、それぞれに名称が与えられた。

オースチン版は、1922年に登場して大人気となったオースチン・セブンをそのまま使用。
一方のモーリス版は、イシゴニス(ミニの生みの親)が以前に手掛けたモーリス・マイナーに因んで、モーリス・ミニ・マイナーとした。


(出典):ミニ・フリークの日々(田村一七男著)  :MINI THE COMPLETE ILLUSTRATIONS(尾崎豪著)


(次回に続く)
(2012/09/03 22:15)


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