不定期にミニの系譜を紹介していこうと思う。
今日は第一弾、世にミニが登場した頃の話。
AOD150のコードネームで開発されたミニ。
AODは、オースチン・ドローイング・オフィスの頭文字をとったチーム名から来ている。
-前代未聞の小さなボディー
-FFのパワーユニット
-工場で生産されていた最も小さなAシリーズエンジンに、既存のトランス
ミッションを2階建てに組み合わせた手法
-特徴的なラバーコン・サスペンション
-10インチホイール
-駆動用ジョイントはチェコのツェッパ社 が開発
-タイヤはラバーコーンと共にダンロップが 開発
この新型車は、オースチンとモーリスの2つの販売ネットワークで同時に売るため、それぞれに名称が与えられた。
オースチン版は、1922年に登場して大人気となったオースチン・セブンをそのまま使用。
一方のモーリス版は、イシゴニス(ミニの生みの親)が以前に手掛けたモーリス・マイナーに因んで、モーリス・ミニ・マイナーとした。
(出典):ミニ・フリークの日々(田村一七男著) :MINI THE COMPLETE ILLUSTRATIONS(尾崎豪著)
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