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■2004年9月16日【金】(第七日目)

 今日は網走方面、できれば知床半島まで行きたいなあ、と思いながら貧ちゃんにお別れをして、来年も泡渕さんと来るからね。(彼の予定はまったく知らないが来たいなあ、という期待感からである。) 8:45 R40-R238へ、宗谷岬も立ち寄らずとにかく距離を稼ごうと。時刻は10:30、枝幸でおばちゃんの運転する軽トラの左側からそっと追い越そう(これは道路交通法違反ですね)とした直後、おばちゃんがいきなり左折、がっちゃーーーん、とバイクが軽トラに擦り、僕はフラフラっと倒れた。右ウインカー、ライト、タンク少し凹み、体は右膝皮が捲れ、右親指内出血、ヘルメットは被っていたが額に大きなコブ、右目の周りがパンチを食らったように徐々に黒ずんできた。腫れぼったい顔で、はずかしい。枝幸警察署 交通係2名が来て現場検証、おばちゃんの軽トラもドアの下が少し凹んでいる。警察の紹介で傷の手当と近くの枝幸町国民健康保険病院へ、1H待った後、レントゲン撮影をしようとなった段階で外科の医者が本日はいないため、内科の医者は「ここでは見れない、紹介状を書くから名寄まで行ってくれ。」 僕は「消毒とかしていただけないのですか?」 「紹介状書くから」の一点張り。あのね、150kmはありますよ、ここから。レントゲン技師の方や看護婦さんは気遣ってくれて近所に外科の個人病院があるから、そこがいいよ、と。あの医者の顔は一生忘れないな。ということで数百メートル近所のすがの医院へ、看護婦さんが連絡して頂いたようで着くなり、すぐ麻酔、きれいに傷口を洗って頂き、剥がれたというか捲れ上がった皮を元の位置に戻す感じで縫ってくれた。ここの看護婦さん、お医者さんもとても親切で丁寧な治療をしてくださった。どうもありがとう。その後、警察でもう一度調書を取って終わり。でもこれでバイクもエンジンはどうってことないが、ウインカーは折れてるし、ライトは下を向いているし、これ以上旅は継続不可能と判断。フェリーへ電話をすると1件キャンセルあり、ということで、明日17(土)を予約。こうなったらできる限り苫小牧へ近づいておかないと。既に時刻は午後4時。とりあえず旭川を目指そう。R238-R239-R40と進む。それでも今日は335Km走った。旭川手前の比布でライダーハウス ブンブンハウスへ20時着。体が硬いのと右目の周りが真っ黒。おにぎり2個食べて22時前に就寝。安全運転していてもいろんなことがあるなあ、でも命に別状もなくおばちゃんも怪我がなくてよかった。反省・反省の一日。

ライダーハウス みつばちの家

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