OLYMPUS OM-4 2016
12/14
水曜日

昭和58年(1983年)に発売されたOM-4は、最大8点のマルチスポット測光機構を持つOMシリーズの完成形です。

取扱説明書

電子シャッターの最高速は1/2000秒にアップ。ダイレクト測光を引き継ぎ、防滴性、耐久性もさらに向上。ファインダー内の露出表示には、LCDによるバーグラフ表示を採用。「ハイエンド一眼レフ」の名に恥じないカメラに仕上がりました。
スポット測光の機構や回路を収めるために新たに必要となったスペースは、カメラの下面を下げることで確保。これにより、モータードライブなどOM-1、OM-2用のシステムは、そのまま利用可能でした。
※「オリンパスの歩み」 より

OLYMPUS OM-4カタログ

■マルチスポット撮影
①SPOTボタン(1回):中央重点平均測光→スポット測光
②SPOTボタン(2~8回):スポット測光→マルチスポット測光
③SPOTボタン(1回)+HI..LIGHTボタン:ハイライトコントロール(+補正)
④SPOTボタン(1回)+SHADOWボタン:シャドーコントロール(-補正)
※MEMO:セット後、最初にレリーズした時のEV値を60分間記憶する。
※CLEAR:全ての操作をクリアーして中央重点測光に戻る。

■ミラーアップした時のリセット方法
OM-4・OM-4Tiは、電池が消耗するとレリーズした時ミラーアップします。ミラーアップした時は、シャッターダイアルを『60』または『B』の位置、つまり機械式シャッターの位置に合わすと復帰します。
※出典:http://www1.bbiq.jp/kskom7/OMHP/om4.html



レンズ:F.ZUIKO 50mm f1.8

オリンパス OM-4のおもな仕様 (製品カタログより転載)

形式 TTL自動露出式35mm一眼レフカメラ
画面サイズ 24×36mm
レンズ交換 オリンパスOMマウント
シャッター 電磁制御式横走り布幕フォーカルプレーンシャッター
最高速シャッタースピード/1/2000秒
メカニカルシャッタースピード/1/60秒
シンクロ X接点(1/60秒以下の低速において同調)
ホットシュー(Tシリーズストロボ用接点付)
Tシリーズ専用5ピンコネクター
シンクロソケット(JIS型)
測光方式 形式/中央重点平均測光、スポット測光切り換え式
スポット測光はマルチスポット方式、ハイライト基準方式、シャドー
基準方式演算可能
平均測光自動露出制御 形式/TTLダイレクト測光絞り優先電子シャッター
測光範囲/約?5EV~19EV
露出制御/約1分~1/2000秒(ISO/ASA100、50mmF1.4常温常湿時)
露出補正/±2EV
スポット測光自動露出制御 形式/TTL記憶式(AEロック)
測光範囲/0EV~19EV
露出制御/約4分~1/2000秒(ISO/ASA100、50mmF1.4常温常湿時)
露出補正/±2EV
自動露出記憶制御(メモリー制御) 形式/露出値記憶方式、記憶リミッター60分
マニュアル露出制御 B.1秒~1/2000秒
(Xシンクロ1/60秒以下の低速において同調)
フィルム感度 ISO/ASA6~3200
フィルム巻上げ レバー式、巻上角130°、予備角30°
小刻み巻上げ可能
モータードライブ、ワインダー使用可能
フィルム巻戻し クランク式(「モータードライブ2」によるモーター巻戻し可能)
ファインダー 視度調節式ファインダー
視度調節範囲 +1.0~?3.0ディオプトリー
スクリーン交換式、標準タイプはマイクロスプリット型
視野率/タテ、ヨコ97%
倍率/視度?0.5ディオプトリーの時50mmレンズ付無限遠において0.84倍
ファインダー内表示 LCDによる多モード表示、表示リミッター2分
照明内蔵 10秒間のリミッター付
セルフタイマー 電子セルフタイマー12秒
バッテリーチェック LEDおよび音による3レベル表示
電池消耗時作動ロック
電源 JIS SR44型銀電池又はJIS LR44型アルカリ電池2個使用
裏蓋 交換式(メモホルダー付)
レコーデータバック、250フィルムバック取付可能
大きさ 136×84×50mm(ボディのみ)
重量 540g(ボディのみ)

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