LIVE GREEN DAY Japan Tour 2005
2005/03/19 幕張メッセ
 グリーンデイを初めて聞いたきっかけは、何かMTVをつけっぱなしにしている(デフォルトがそうなので)時に、ふと、「何、この脳みそを抉る心地よさ、浮き浮き感」、でMTVに見入ってしまい、すぐさまレンタル店に飛び込み、あるだけのアルバムをレンタルした。それから数週間はGREEN DAY漬けとなり、すっかり脳みそは緑色?って感じだった。

 今回のニューアルバムはちゃんとファンとして買ったから、これからもリリースされるたびにちゃんと買うつもり。ファンとしてマナーだと。前作の『ウォーニング』から約4年ぶりのニューリリース、ずいぶん待ちましたよ。さて、僕は音楽雑誌はまったく読まない。時折、本屋でバーンを立ち読みする程度。あまり、評論家がこねくり回した評価なんて読みくたくもない。自分が聞いていて心地よいか、そうでないか、好きか、嫌いか、しかない。それで充分だと思う。まして流行しているから、みんなが聴いているから聴かないと遅れちゃう、なんていうのは大嫌い。あくまで自分流でありたい。

 ボーカルのビリー・ジョー・アームストロングは独特のスタイルがあるね。まず、外見、けっして長くはない足と不釣合いに大きな目、こいつ、何人だろう、、でもなんでこんなキャッチーなメロディアスでパワーフルな曲が書けるんだろう。グリーンデイ節は誰にも真似の出来ないリズムがあるんだ。

 さてさて、幕張メッセのライブは最高でしたね。仕事で1h30mほど遅れて入る、もう電車の進むのがこんなに遅く感じたことはない。会場は予想通りキッズの熱気ムンムン、さすがパンクバンドとしては日本ではメジャーな人気がある。ここでセットリストを書きながら感想を述べたいけれど、曲は全部知ってるのにタイトルを知らない、最近はタイトルなんか覚える必要ないんだと思ってるから、あのアルバムの何曲目だったなー、というくらいアバウト。許して。ボーカルのビリーは良く声も出てる、パフォーマンスはいいですね、アルバムとライブのギャップのあるバンドもいるけれど、ライブでパフォーマンスが出ないバンドはいただけない、グリーンデイはその点、最高のパフォーマンスバンド、ライブバンドだと思う。

 途中でね、会場から、「ドラムの叩けるやつ。」「ベースの弾けるやつ、ギターの弾けるやつ。出て来い。」と煽ってステージに上げるのね、そして、リズムを刻ませながら曲をやったり、ホーンセッションを入れて盛り上げたり、水鉄砲で会場へ水掃射したり、とってもコミカルな部分もあって楽しかったね。

 最近は日本でもだいぶやれるようになったですね、ステージの4箇所くらいから10m位の火が吹くのですね、あと、ドッカーンと炎といっしょに爆発音。最後は紙吹雪バンバンで、なぜか、QUEENの「ウィーアーザチャンピオン」なんかもやったしね。いずれにしても、見応え、聞き応え充分だったね。

2005/04/10追記:rockin' onを立ち読みしていたら、メッセでライヴが始まった時刻は19:20ころだそうで、僕がメッセに近づいた時に聞こえていたAmerican Idiotは一曲目だったのだ。結局、2曲目から全部堪能できた。よかった。セットリストも判ったので、以下のとおり。
★Set List
1. American Idiot
2. Jesus of Suburbia
3. Holiday
4. Are We the Waiting
5. St.Jimmy
6. longview
7. Hitch' a Ride
8. Brain Stew
9. Jaded
10. Knowledge
11. Basketcase
12. She
13. King for a Day
14. Waiting
15. Minority
-Encore-
16. Maria
17. Boulevard of Broken Dreams
18. We Are The Champions (Queen cover)
19. Time of Your Life

■GREEN DAYの紹介■

↓↓↓ここからは、グリーンデイを知らない方へバンド紹介しましょう。
メンバ:ビリー・ジョー(G, Vo)、マイク・ダーント(B)、トレ・クール(Ds)

 1987年、幼なじみであったビリー・ジョー・アームストロング(G,Vo)、マイク・ダーント(B)、トレ・クール(Ds)により、サンフランシスコ・バークレーにて結成。 1989年、インディ・レーベル“LOOK OUT”と契約。「KERPLUNK !」、「1039/SMOOTHED OUT SLAPPY HOURS」を発表。その圧倒的パワーを誇るライヴが大評判となり、1993年、“Reprise”と契約。

 1994年2月、メジャー・デビュー・アルバム『ドゥーキー』を発表。リリース後間もなく1stシングル「ロングヴュー」が全米のFM、MTVでヘヴィ・ローテーションされ、グリーン・デイのサクセス・ストーリーはスタートした。メジャー・デビューと同時にスタートした全米〜ヨーロッパ・ツアーにより、“最もイキのいいライヴ・バンド”としての地位を獲得。今作は、結果、全米でゴールド・アルバム(50万枚)を獲得。 2ndシングル「♪バスケット・ケース♪」はビルボード・ロック・シングル・チャートでNo.1を獲得。そのメッセージ性が全世界のキッズの共感を得て、グリーン・デイを象徴する大ヒット・シングルとなった。 同年、ロラパルーザ94、ウッドストック94などのフェスに出演。彼らの認知度はワールド・クラスへと大成長を果たす。1995年3月、第37回グラミー賞において“Best New Artist”、“Best Rock Group”、“Best Alternative Group”、“Best Hard Rock Group”という新人ロック・バンドとしては異例の4部門にノミネートされ、見事“Best Alternative Group”を受賞した。

同年10月、2ndアルバム『インソムニアック』を発表。 1996年1月には遂に、待望の初来日を果たす。オール・スタンディングで出来る会場でしか演らない、というツアー・ポリシーに基づいて行われた東京・晴海アリーナ公演はなんと歴史に残る日本初の“9,000人オール・スタンディング・ギグ”となった。 2ndアルバムからのシングル「ギークはパンク・ロッカー」、「スタック・ウィズ・ミー」、「ジェイディッド/ブレイン・シチュー」も軒並み大ヒットを記録。グリーン・デイは、さらに、“世界で最も売れたパンク・バンド”としてのポジションを不動のものにした。

 1997年10月、大きな飛躍の跡が窺えるターニング・ポイントとなる、3rdアルバム『ニムロッド』をリリース。 ロカビリー風のアレンジが施された1stシングル「ヒッチン・ア・ライド」は大ヒットを記録し、感動的なアコースティック・バラードの2ndシングル「♪グッド・リダンス(タイム・オブ・ユア・ライフ)♪」はグリーン・デイの代表曲どころかロック・ミュージックの名曲のひとつとなった。

 3rdシングル「リダンダント」も2ndシングル同様、アルバム『ニムロッド』で見せた大きな成長を充分にアピールする楽曲となり、グリーン・デイは“スピードが売りのパンク・バンド”から“アメリカン・パンク・ロックの至宝”と言われるようになった。 98年3月にはベイNKホールをはじめとする、3回目のジャパン・ツアーを敢行。そして2000年、長いツアーを終えた彼らが充分に休養をとって取り組んだ4thアルバム『ウォーニング』が遂に完成。8月にはサマーソニック開催元年として、記念すべき“サマーソニック 2000”にヘッドライナーとして出演。 日本では初めてとなる野外ロック・フェスでのビッグ・ステージを踏んだ。 ステージの端から端まで縦横無尽に走り回り、観客をステージに上げ、TVの中継車からダイヴするロックンロール・ショウは20,000人のオーディエンスを圧倒し、格の違いを見せつけた。

同年9月、4thアルバム『ウォーニング』をリリース。 1stシングル「♪マイノリティ♪」は名曲「バスケット・ケース」に続く、新たなグリーン・デイの代表曲となった。 2001年3月、5回目の来日を果たし、横浜アリーナ・幕張メッセ・大阪城ホールを含む、全国5都市10公演という過去最大規模のツアーを敢行。 

 翌年10月には初のベスト・アルバム『インターナショナル・スーパーヒッツ!』をリリース。このアルバムは、70万枚を超える大ヒットを記録した。2002年3月、モンゴル800、GOING STEADYを従えて、「グリーン・デイ・フェスティバル」を敢行。 さいたまスーパーアリーナで21,000人以上を動員したほか、全国各地のアリーナ・クラスの会場をソールド・アウトの観客でいっぱいにした。 同年7月、過去にリリースされた数々のシングルと、カップリング、ボーナス・トラックなどを一挙に収録した、ウラ・ベスト・アルバム『シェナニガンズ〜スーパー・ウラ・ベスト!』をリリース。 こちらも爆発的セールスを記録する。 2004年8月、サマーソニック04に出演! サマソニ00以来、2度目となるヘッド・ライナーをつとめ、東京・大阪あわせて15万5千人の観客を圧倒するライブ・パフォーマンスを披露した。

 翌月9月、前作から4年ぶり、通算5枚目となるオリジナル・ニュー・アルバム『アメリカン・イディオット』をリリース。アルバム全編を通して、ストーリーが展開される初のコンセプト・アルバムに挑戦し、メジャー・デビュー10年目にして見事に「グリーン・デイ第2期」のスタートを切った。 早くも2004年のベスト・アルバム間違いなしと言われているこのアルバムを引っさげて、待望のジャパン・ツアーが決定!! 

 2005年3月、世界に叩きつけるグリーン・デイのパンク魂がここ日本でも炸裂する!
 新作は3/3にシドニーで発表されたMTVオーストラリア・ビデオ・ミュージック・アワードで見事、最優秀グループを受賞、また「アメリカン・イディオット」も最優秀ロック・ビデオに輝く。そして、ここ日本でも3/10発表の日本ゴールド・ディスク大賞で、ロック&ポッ プ・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。ニューアルバムは全世界のセールスはなんと早くも700万枚を突破したらしい。
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