20031009_JOAN JETT and THE BLACKHERTS

LIVE

JOAN JETT and THE BLACKHERTS /guest:GUITAR WOLF

2003/10/09

渋谷CLUB CUATRO

　ジョーン・ジェットの姐御は、昔、ＴＨＥ　ＲＵＮＡＷＡＹＳというバンドにいた。当時(1975-76頃)、ボーカルのシェリー・カーリーが下着（ガードル）姿で歌う平均年齢１６歳の女の子バンドとして話題となり、日本でも人気が出たんですよ。当時、子供同然だった僕は、「ええ、こんなのあり？（正確に言うと方言だから、「ええ、ごっついのう、こんな格好でテレビでたらあかんわ。なんか着んとあかんわ。」（なにかの特番かニュースで観た記憶が。）」と、何気に左手で鼻血を抑えながら、テレビに食い入るように観てましたね、あの♪チェリーボム♪、ちぇりーぼっぷ（と聞こえるよね）♪が印象的。でも、ちょっと付いていけなかったね、子供には。

　で、すっかりそんなことも忘却の彼方となっていたとき、お姉さまがＭＴＶで歌っているビデオクリップを観て、ストレートなロックンロールにしびれてしまった。飾らない音とストレートでラウドなギター音と、ハスキーな彼女の声にとっても魅力を感じて、素直に、「カッコイイーー」と思った。その彼女がジョーン・ジェットという人で、昔々ランナウェイズのメンバだったということが判ったのね。

　さて、そういった伏線があって、中古でジョーン・ジェットのアルバムを買い揃えつつ、アルバムが７枚になったときに、運よく彼女の来日公演が決まった。こりゃ行くしかないでしょう。ライブで僕がが好きなひとつは、さあ、そろそろ始まるぞ、と会場がザワメキだし、客電（ライト）がぱっと落ちて、会場全体が「うぉーーーーっつ！」と３６０度サラウンドステレオになる瞬間がたまらなく緊張し、ときめき、一挙に心拍数を１００まで押上げるあの空間と空気は何物にも替えがたいものがある。

　ジョーン・ジェットのバックバンドに徹している？ブラックハーツのライブパフォーマンスも最高で実力のあるバンドだ。♪I LOVE ROCK'N ROLL♪始め、一緒に大声を張り上げて歌いましたよ。２曲目のCHERRY BOMBが中学生だった頃の自分とフラッシュバックしてね、感慨深かったな。会場は熱気ムンムン、最高にスカッとしたね。

　でもさすがに鼻血は出なかったよね。

★SET LIST
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01. VICTIM
02. CHERRY BOMB
03. LIGHT OF DAY
04. TOUCH
05. BAD REPUTATION
06. ANDROGYNOUS
07. LONG TIME
08. SWEET LIFE
09. LOVE IS PAIN
10. MTM
11. 100 FT. AWAY
12. ROAD RUNNER
13. EYE TO EYE
14. FETISH
15. I LOVE ROCK'N ROLL
16. CRIMSON
17. HATE
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18. SCIENCE FICTION
19. WILD CHILD
20. EVERYDAY

■ 僕の持っているＣＤ／ＬＤ／ＤＶＤ ■
-	ALBUM
CD		UP YOUR ALLEY	1988
CD		THE HIT LIST	1990
CD		I LOVE ROK'N ROLL 92	1992
CD		PURE AND SIMPLE	1994
CD		FLASH BACK	1994
CD		I LOVE ROK'N ROLL	1996
CD		LIGHT OF DAY	2001
CD		GRATEST HITS ofJOAN JETT	2003
CD		NOTORIOUS	2004

LD		ザ・ジェット・エイジ	1992

DVD		LIVE!	2001

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