日本陸海軍機大百科、『零式水上偵察機一一型』(2) 2014
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土曜日



日本陸海軍機、第119弾は、日本海軍「零式水上偵察機一一型」、太平よ戦争における零式水偵の戦歴を巡るとして紹介されている。


洋上での艦隊決戦を性能発揮の最大の場と想定して発達を遂げてきた日本海軍の水上偵察機が、航空戦主導の戦いに終始した太平洋戦争において、その存在感を少なからず低下させてしまったことは周知の事実であった。しかし、主要な海戦、あるいは陸上基地を拠点にした哨戒、偵察、船団護衛などの活動場面では、戦争末期まで貴重な戦力としてよく働いたのもまた事実だった。


今回のモデルは、終戦後日本軍に占領されたインドシナに戻ってきた仏軍に接収され、同方面での哨戒任務に従事した仏海軍第8航空戦隊所属の1号機である。全面に仏軍規格のグレー一色に仕上げ、主翼上下面、胴体、垂直尾翼には三色旗に則った赤白青の仏軍国籍標識を、胴体中央には黒色で部隊符号/機番号を記入している。また、浮舟(フロート)のプロペラ回転範囲を示す警戒帯や台車固定位置指示線、接収前の塗装のままの暗緑色のアンテナ、無塗装を表現した銀色のスピルナーと先端に黄色の警戒帯を施したこげ茶色のプロペラ、焼鉄色の排気管、翼端灯など、細部塗装も実機どおりに仕上げられている。




次回は、海軍の「零式小型水上機」をご紹介します。



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