日本陸海軍機大百科、『カ号観測機』(2) 2014
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火曜日



日本陸海軍機、第115弾は、カ号観測機と採用を競ったテ号観測機の実態として紹介されている。

世界的にもほとんど例がないオートジャイロ形態の弾着観測機として開発された日本陸軍のカ号観測機は、結局、太平洋戦争の現実を目の当たりにし、当初の構想とは全く異なる対潜哨戒機として就役した。本号はそのカ号観測機と採用を競った通常航空機形態のテ号観測機、さらには同機を設計する際に実質的な原型となったドイツのフィーゼラーFi156についても解説されている。







今回のモデルは、昭和18(1943)年から昭和19(1944)年にかけて、陸軍技術本部により離着陸時のSTOL性能やホバリング性能などの各飛行テストに供された試作機である。一部金属板、大部分が羽布張りの機体外皮はそれぞれジュラルミン地肌(アルクラッド処理)とアルミの粉末塗装をイメージした銀塗装に仕上げ、胴体の白フチ付きの日の丸や、テスト飛行のために塗られた飛行姿勢確認用の黒帯を忠実にペイントしている。また、灰色の回転翼に施した1、2、3本の細い赤線や表面保護用樹脂膜を表現したプロペラ、焼鉄色の排気管、座席縁や主車輪、尾輪の塗り分けなど、細部の塗装も実機どおりに仕上げられている。







次回は、海軍の局地戦闘機『紫電』二一型『紫電改』をご紹介します。



※サイト:日本陸海軍機大百科


(2014/02/11 7:57)


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