日本陸海軍機大百科、『零式機艦上戦闘機五二丙型』(2) 2014
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日曜日



日本陸海軍機、第112弾は、海軍の重武装型零戦五二丙型を擁して戦った精鋭部隊の実情として書かれています。

アメリカ海軍のグラマンF6Fヘルキャット、ボードF4Uコルセアの両2,000馬力級戦闘機は、零戦五二型に比べてエンジン出力が二倍で武装も防弾装備も強力だった。加えて、パイロット技量、物両面においても格差が広がり、もはや、空中戦での賞賛はほとんど見いだせないでいた。これが太平洋戦争末期の現実であった。この状況下でなんとか生き残る術として、昭和19(1944)年待つから就役したのが、武装強化策の最終回答とも言える五二丙だった。





今回のモデルは昭和19(1944)年11月、不運にも不時着を余儀なくされ、オーストラリア軍に鹵獲(ろかく)された元第二二一海軍航空隊、通称「嵐」部隊所属機である。全体を塗装洗い落としのジュラルミン地肌(アルクラッド処理)をイメージにした銀塗装に仕上げ、胴体後方及び左主翼上面、右主翼下面には、オーストラリア空軍の青フチ付きの白円に青色の「袖」を追加した国籍標識を忠実に再現した。また、スピナー前半及びプロペラ表面は無塗装を表現した銀色に、スピナー基部は焦茶色、裏面は防眩用のツヤ消し黒塗装を施した。このほか、機首上面の防眩用苦や消し黒塗装や、灰色の増槽、胴体後方左側メンのネームプレート(銘板)、焼鉄色の推力式単排気管とツヤ消し黒と躁の耐熱板、暗緑色アンテナ、主翼から突き出した機銃、編隊灯や翼端灯など、細部塗装も実機通りに仕上げられている。





次回は、海軍機の『九六式艦爆』をご紹介します。



※サイト:日本陸海軍機大百科


(2014/02/09 14:51)


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