日本陸海軍機大百科、三式戦闘機『飛燕』二型改[キ61-Ⅱ改] (2) 2013
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金曜日



日本陸海軍機、第85弾は、発動機不調で軍に見限られ、五式戦に取って代わられた日本陸軍の三式戦闘機『飛燕』二型改[61-Ⅱ改]を紹介しましょう。
出力向上した発動機に換装し、機体にも相応の改設計を加えて飛行性能の更なる向上を目指した三式戦二型。しかし、その肝心の新型発動機「ハ140」の不調、故障頻発は軍側の本機に対する期待感を沮喪させ、ついには空冷発動機に換装した五式戦の誕生を促すことなり、本機の命運は尽きてしまう。その顛末を顧みると、陸軍自らが川崎に対し液冷発動機に固執するよう仕向けた航空行政そのものが誤りであった。三式戦二型は、その犠牲になった不運な機体と言える。



今回のモデルは、主に阪神地区の防空を担った陸軍飛行第五十六戦隊(伊丹飛行場)所属機である。機体上面は暗褐色の迷彩塗装に、下面はジュラルミン地肌(アルクラッド処理)をイメージした銀塗装に仕上げ、主翼上下面には白フチなしの日の丸を、胴体には白フチ付きの日の丸をペイント。また胴体後部には外征部隊識別の名残を思わせる白帯を、垂直尾翼には隊名の「56」を図案化した戦隊マークを忠実に再現。このほか、プロペラ各部の黄色の銘板と警戒帯、主翼前縁の黄色の味方機識別帯と赤色の機銃/機関砲前線標識、主翼上面の“フムナ”の注意書きと滑り止め用ピラミッド板を再現した黒と躁、さらに赤色の歩行禁止区域線など細部と沿うも実機どおりに仕上げている。





次回は、海軍の局地戦闘機『秋水』をご紹介します。



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