日本陸海軍機大百科、局地戦闘機『紫電』(2) 2012
12/12
水曜日



日本陸海軍、第81弾は海軍の大きな機体を背負った、2000馬力級局地戦闘機『紫電』(2)をを紹介します。


川西航空機の社内事情と海軍側の思惑が一致した故の”産物”として実現した、局地戦闘機「紫電」ではあったが、その実用化への道程はまさに”茨の道”だった。


本モデルは、昭和19(1944)年の台湾沖航空戦、つづく比島(フィリピン)航空戦で活躍した元第三航空隊戦闘第四〇二所属の12号機。機体上面は濃緑黒色の迷彩塗装に、下面は無塗装(アルクラッド処理)をイメージした銀塗装に仕上げ、姫路工場生産機を示す、胴体下面と水平尾翼付け根下方の波形塗り分けを忠実に再現されている。また、垂直尾翼の部隊符号と機番号や胴体日の丸の白フチ塗りつぶし跡、水平尾翼下側のネームプレート、主翼上面に黄色で施された「フムナ」の注意書きや歩行禁止帯、プロペラの警戒帯など、細部塗装も実機どおりに仕上げられている。



次回は、九七式二号艦上攻撃機をご紹介します。


※サイト:日本陸海軍機大百科


(2012/12/12 20:55)



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