『零戦をつくる-16 of 100』 2010
4/12
月曜日
| 省吾の零戦 | DeAGOSTINI |

 雨だ。こんな時は静かに部屋でロックをかけながら、零戦を作るべ。排気管とエンジンリングのバリ部分をヤスリ→耐水ペーパー800番→1500番と磨き込んだ。そして、今までに作ってきたエンジンのヘッドカバーとエンジンリングを付けるのだけど、僅か、数ミリのズレで上手く接合できない。ピンセットで、こちょこちょとヘッドカバーをズラして突起部分をエンジンリングに入れようと誘導していたら、あれあれ、ヘッドカバーの突起がポロッと折れた。悔しい。。。。なので、教訓として、少し先の作業を見越して、その時に接着したらいい部分もあるから、慌てずに先を見通して製作をしないとだめだな、こりゃ。。

■今回の作成範囲:エンジンリングと排気管を作る
今までに作ったエンジンに、排気管を取り付ける。また、ヘッドカバーを6個取り付け、エンジンリングを設置する。

 16号の読み物は、零戦の初代発動機(エンジン)「瑞星」一三型に触れている。制式採用された零式艦上戦闘機が搭載していたのは、中島飛行機の「栄」発動機だったけれど、開発中、一二試艦上戦闘機の段階では、試作機の数機が三菱の「瑞星」エンジンを搭載していた。このエンジンは、三菱が空冷エンジンの基本系を確立した「金星」を小型化したもので、そのあたりの経緯がよくわかる。当時の三菱エンジンは低迷していた、ってことだね。(2010/04/12 22:41)

  

エンジンをシエンジンリングとドッキング
エンジンに排気管をドッキング
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