『零戦をつくる-10 of 100』 2009
12/31
木曜日
| 省吾の零戦 | DeAGOSTINI |

 とばせとばせ、第10号。読み物(零戦のすべて)は、五二丙型[A6M5c]の記事で、より防弾と武装の強化を行った。具体的には、主翼20mm機銃の外側に13mm機銃を二挺、同じく主翼の下に4点支持式増槽懸吊法、爆弾架、後部風防の内側に55mm厚の防弾ガラス、操縦席後方に8mm厚の防御鋼板を取り付けるのだけれど、全装備重量が400kgの増加によって、飛行性能は低下、速度も遅くなって米戦闘機を逃げ切れる速度ではなくなった。小手先の改造に終始せざるをえなかった。何故か?これも次期主力戦闘機が間に合わない(紫電のトラブルから紫電改の製造が始まったばかり、また、一七試戦闘機「烈風」(零戦の後継機として開発)は初飛行したばかりで、搭載の「誉」二二型エンジンが不調で、予定した性能を発揮できず)からだったんだね。

■今回の作成範囲:小骨(14番、15番)にフレームを付ける
 左翼内側から14、15番目のフレームにコの字形のフレームを付けてディテールアップ。また、主翼の20㎜機銃を作り始める。機銃の先端中央にピンバイスで10mmの穴を開けて、よりディーテイルアップをする。(2009/12/31 17:54)



14,15板小骨(上写真)
20mm機銃(下写真)
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