『スマイリーと仲間たち』ジョン・ル・カレ(著) 2020
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原書は、SMILEY'S PEOPLE(1979)。ジョージ・スマイリー三部作、第一弾『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』、第二弾『スクールボーイ閣下』に続く第三弾となる。スマイリーはスマイリーらしく、物語の起伏も第一部、二部に比し盛り上がりがあったのではないか。ジョン・ル・カレの描写は意外にも、ユーモアで絶妙な表現も多く、笑える部分も多し。最終章、カーラとの出会い、ここは読んでいただくしかないでしょう。

スマイリーと仲間たち (ハヤカワ文庫 NV (439)) 登録情報
文庫: 575ページ
出版社: 早川書房 (1987/4/15)
言語: 日本語
ISBN-10: 4150404399
ISBN-13: 978-4150404390
発売日: 1987/4/15
内容紹介
将軍と呼ばれる老亡命者が殺された。将軍は英国情報部の工作員だった。醜聞を恐れる情報部は、彼の工作指揮官だったスマイリーを引退生活から呼び戻し、後始末を依頼する。将軍は死の直前に、ある重要なことをスマイリーに伝えようとしていた。彼の足どりをたどるスマイリーは、やがて事件の背後に潜むカーラの驚くべき秘密を知る! 英ソ情報部の両雄が、積年の対決に決着をつける。三部作の掉尾を飾る本格スパイ小説。



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