『ロスト・ソウルズ』ポピー・Z.ブライト(著) 2019
11/11
月曜日

原書は、Lost Souls, Poppy Z Brite(1992)。丁寧に読んでみましたが、話に入り込めず、ホラーも好きなのですが、ドキドキもせず、ねばねばな血液だけの印象が残る。ヴァンパイヤが存在し、数百年生きることができるとしたらどうだろう。と想像してみた。幸せか、不幸せか、どうでしょうか。健康で人間の血を吸わなくても生きていけるのであれば、僕は300年生きてみてもいいかしらん。どれだけ進化が進むか、退化するか観てみたい。環境破壊がより進み、昆虫しか食べるものがなく、それ以外は人の血であり、ヴァンパイヤに種付けをしてもらう女性が爆発的に増加しているんじゃないか、と。

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ロスト・ソウルズ (角川ホラー文庫) 登録情報
文庫: 506ページ
出版社: 角川書店 (1995/08)
言語: 日本語
ISBN-10: 4042681018
ISBN-13: 978-4042681014
発売日: 1995/08

内容(「BOOK」データベースより)
母親の肉体を引き裂いて生まれてきた、ヴァンパイアの血をひく美しい少年。つきまとう孤独を埋めるために、彼は魂を揺さぶるパンク・バンド『ロスト・ソウルズ』のメンバーが住むミッシング・マイルを目指す。そして、さすらいのうちに出会った、緑の瞳の酷薄な青年ジラーに血と官能を教えられ、心奪われてしまう。―享楽の夜々。その果てにもたらされた恐るべき真実とは…。精神と肉体の境界を越えた濃密な愛を描く耽美ホラー。







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