『真実のビートルズ・サウンド完全版』川瀬 泰雄(著) 2018
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日曜日

中学の時からビートルズが好きで、いまだに聴くのだからファン歴としては長い。彼らの使った楽器も何本か持っている。ポールのヘフナー、バイオリン・ベース、中期・後期からウィングス時代に使ったリッケンバッカーのベース4001、ジョンの初期のトレードマークだったリッケン325、ジョン・ジョージ・ポールが中期以降使ったエピフォンカジノ。コレクターアイテムで眺める意外に用をなしていない。本書、楽器を演奏する上でのツボ、レコードに近づけるためのノウハウが書かれている。僕には使いこなすことができないが、それでも拾い読みをするだけでも幸せだから許して欲しい。

真実のビートルズ・サウンド完全版 全213曲の音楽的マジックを解明
川瀬 泰雄
4845630273
登録情報
単行本(ソフトカバー): 576ページ
出版社: リットーミュージック; 完全版 (2017/4/13)
言語: 日本語
ISBN-10: 4845630273
ISBN-13: 978-4845630271
発売日: 2017/4/13

商品の説明
内容紹介
歌って弾いて確かめるビートルズ

ビートルズの公式楽曲213曲にまつわる“WHY"と“HOW"を解明。まるでレコーディング現場に立ち会っているかのようにビートルズの音楽的マジックが明らかにされていく。読みながら思わず歌って弾いて確かめたくなる本。

「アイ・フィール・ファイン」より
実は、このイントロのジョンが一人で弾くリフに秘密がある。普通はギターで、このハーモニーは出さないという弾き方をしているのだ。これはお得情報なので、試してほしい。

まず、ギターの10フレット目で「D」の形を作る。実際に弾く弦は、3弦から6弦まで。10フレット目で作った「D」の形で、動かすのは小指だけである。これで終わりではない。ポイントはここからだ。ジョンは頭の1発目の6弦のダウン・ストローク以外の音は、アップ・ストロークで弾いている。アップ・ストロークでフレーズを弾くことによって、ハーモニーの音が違ってくるのだ。歌に入ってからは、ジョージが同じフレーズをジョンに替わって弾いている。こちらは普通に、ダウン・ストロークで弾いている。

【CONTENTS】
『プリーズ・プリーズ・ミー』
『ウィズ・ザ・ビートルズ』
『ハード・デイズ・ナイト』
『ビートルズ・フォー・セール』
『ヘルプ! 』
『ラバー・ソウル』
『リボルバー』
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』
『マジカル・ミステリー・ツアー』
『イエロー・サブマリン』
『ザ・ビートルズ』
『アビイ・ロード』
『レット・イット・ビー』
『パスト・マスターズVol.1』
『パスト・マスターズVol.2』




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