『華氏451度』レイ・ブラッドベリ(著) 2018
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水曜日

原書は、FAHRENHEIT 451(1953)。前読「一九八四年」と根底は類似の流れがある。人と同じがいいのよ、人と違う考えをしちゃいけません、と思考を画一化・平均化してしまえ。そのためのレジャー設備、ゲームは用意しましょう。まかり間違っても昔の哲学書や文学類に触れるなんてダメですよ。ろくなことになりませんから。本なんて密告・告発してくれれば、直ちに参上、灰にしてさしあげましょう。怖いですね。本好きの、活字中毒症の方々には悶え苦しみ地獄で炎に炙られているようなもの。ファイアマンは消防士ではなく・・・ それはさておき、心置きなく好きな本を貪り読める皆様は幸せを感じてもいいでしょう。本書で語られる世界にならないために銘銘に何ができるか考えてみましょう。

 (ガーディアン必読1000冊:SF/ファンタジー:48作品読了/1,000)


華氏451度〔新訳版〕
レイ ブラッドベリ 伊藤 典夫

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登録情報
文庫: 299ページ
出版社: 早川書房; 新訳版 (2014/4/24)
言語: 日本語
ISBN-10: 4150119554
ISBN-13: 978-4150119553
発売日: 2014/4/24

内容紹介
華氏451度──この温度で書物の紙は引火し、そして燃える。451と刻印されたヘルメットをかぶり、昇火器の炎で隠匿されていた書物を焼き尽くす男たち。モンターグも自らの仕事に誇りを持つ、そうした昇火士(ファイアマン)のひとりだった。だがある晩、風変わりな少女とであってから、彼の人生は劇的に変わってゆく……本が忌むべき禁制品となった未来を舞台に、SF界きっての抒情詩人が現代文明を鋭く風刺した不朽の名作、新訳で登場!






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