『ヒットラーがそこへやってきた』西義之(著) 2017
4/26
水曜日

ヒトラーという独裁者は誰でも知っている。映画や本で、またドキュメンタリー番組でアドルフ・ヒトラーのことはラディカルでアーリア人のみが至上とし、反ユダヤ主義として、独裁政治としての印象が大凡の共通したヒトラー像ではなかろうか。

しかし、何故、ナチがドイツを牛耳る羽目になったのか。ナチス党の台頭はどのような時代背景の上に築かれたのか? 何があったのか? どうして暴走を止めることが出来なかったのか? これらを多角的に解説してくれている本書である。何度か繰り返し読み返した方が理解が深まると思われる。

【キーワード】
・ワイマル(ワイマール)共和国
・ワイマル(ヴァイマル)憲法
・ワイマル憲法:48条大統領の非常措置権限としての国家緊急権
・マルクス主義
・非常大権法


※(抜粋p43)
・・反ユダヤ主義にはアーリア人がユダヤ人よりも優秀であるという人種論がからまっているが、もともとこれはあとからつけた理屈なのであって、ユダヤ人という異民族にドイツの政治も経済も文化も支配されているという民族主義的な反撥は人種論を超えて根深かったのである。

ヒットラーがそこへやってきた (1971年)
西 義之
B000J9HL3Q
登録情報
-: 346ページ
出版社: 文藝春秋 (1971)
ASIN: B000J9HL3Q
発売日: 1971






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