『オキュパイド ジャパン (コレクション 戦争×文学)』
志賀 直哉、石川 淳、野坂 昭如、田中 小実昌、西野 辰吉、中野 重治(著)、その他
2017
1/19
月曜日

(コレクション 戦争x文学)シリーズから4作品目。今回も濃密な短編が織り交ざっていた。特に東京裁判の「会話」の法廷模様において、日本の弁護団の毅然とした態度に心打たれるものがあった。占領下の日本では、戦争はまだまだ終わっていなかった。戦争の記憶がその人の以降の人生を左右してしまう、忘れようにも忘れない悪夢、ハードルとなって巨大な壁となって聳立してしまうこともある。強烈な経験をすることが如何ほどにダメージを与えたのか、もがき苦しめたのか、未体験者が推し量ることはできないのではあるが、本書から窺い知れることは大である。

志賀直哉  『灰色の月』
石川 淳  『焼跡のイエス』
椎名麟三  『深夜の酒宴』
山田風太郎 『黒衣の聖母』
田宮虎彦  『異端の子』
吉行淳之介 『廃墟の眺め』
野坂昭如  『あゝ日本大疥癬』
田中小実昌 『ミミのこと』
中野重治  『おどる男』
安岡章太郎 『ガラスの靴』
西野辰吉  『C町でのノート』
内田百閒  『爆撃調査団』
豊川善一  『サーチライト』
大江健三郎 『人間の羊』
大原富枝  『こだまとの対話』
木下順二  『神と人とのあいだ』
遠藤周作  『松葉杖の男』
城山三郎  『爆音』
阿部 昭  『大いなる日』
李恢成   『証人のいない光景』
◎詩歌 齋藤茂吉(短歌) 吉本隆明『一九四九年冬』 ◎川柳

コレクション 戦争x文学   
現代編 テーマ編
1 朝鮮戦争 11 軍隊と人間
2 ベトナム戦争 12 戦争の深淵
3 冷戦の時代 13 使者達の語り
4 9.11変容する戦争 14 女性たちの戦争
5 イマジネーションの戦争 15 戦時下の青春
- 近代編 - 地域編
6 日清日露の戦争 16 満州の光と影
7 日中戦争 17 帝国日本と朝鮮・樺太
8 アジア太平洋戦争 18 帝国利本と台湾・南方
9 さまざまな8.15 19 ヒロシマ・ナガサキ
10 オキュパイドジャパン 20 オキナワ終わらぬ戦争


オキュパイド ジャパン (コレクション 戦争×文学)
志賀 直哉 石川 淳 野坂 昭如 田中 小実昌 西野 辰吉 中野 重治 安岡 章太郎 内田 百けん 豊川 善一 大江 健三郎 大原 富枝 木下 順二 阿部 昭 遠藤 周作 城山 三郎 李 恢成 椎名 麟三 吉本 隆明 斎藤 茂吉 山田 風太郎 田宮 虎彦 吉行 淳之介
4081570108
登録情報
単行本: 704ページ
出版社: 集英社 (2012/8/3)
言語: 日本語
ISBN-10: 4081570108
ISBN-13: 978-4081570102
発売日: 2012/8/3

内容紹介
焼け野原の占領下日本で、逞しく生きる人々

前月配本「さまざまな8・15」と対をなす巻。焼け跡に闇市が生まれ、街には進駐軍兵士が闊歩する占領下の日本。その中で生きる庶民の活き活きとした姿を大江健三郎、野坂昭如、遠藤周作らが描く。

<『オキュパイド ジャパン』収録作品>
志賀直哉 『灰色の月』
石川淳 『焼跡のイエス』
椎名麟三 『深夜の酒宴』
山田風太郎 『黒衣の聖母』
田宮虎彦 『異端の子』
吉行淳之介 『廃墟の眺め』
野坂昭如 『あゝ日本大疥癬』
田中小実昌 『ミミのこと』
中野重治 『おどる男』
安岡章太郎 『ガラスの靴』
西野辰吉 『C町でのノート』
内田百けん 『爆撃調査団』
豊川善一 『サーチライト』
大江健三郎 『人間の羊』
大原富枝 『こだまとの対話』
木下順二 『神と人とのあいだ』
遠藤周作 『松葉杖の男』
城山三郎 『爆音』
阿部昭 『大いなる日』
李恢成 「証人のいない光景』
詩: 吉本隆明
短歌: 斎藤茂吉








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