『新史 太閤記』司馬遼太郎(著) 2016
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城塞」、「国盗り物語」に続く戦国小説。豊臣秀吉が主人公の太閤記。彼は口減らしのため、寺に預けられ、食うに食われず、諸国を転々とし、蔑まれ、差別を受けながらも上り詰めていったのであるが、人情的であり、パワーがあり、色を好み、戦上手であり、調略は神懸かりであり、子細にも気を抜かなかった。晩年の秀吉は捻れた人格であったのだろうが、本書は没の一三年前で終わっている。次は、関ヶ原か。

新史 太閤記
司馬 遼太郎
4103097361
登録情報
ハードカバー: 489ページ
出版社: 新潮社 (1992/08)
言語: 日本語
ISBN-10: 4103097361
ISBN-13: 978-4103097365
発売日: 1992/08

内容(「BOOK」データベースより)
機に乗じては縦横に智略を働かせ、生れながらの猿面を人間的魅力に転じて主君・織田信長の心を掴む―。奇想天外の戦術を展開して戦国の世を駆け、日本の近世を切り開いた豊臣秀吉。乱世の英雄を現代に甦らせて、日本人の夢とロマンを描く傑作






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