『盗まれた最高機密―原爆・スパイ戦の真実』山崎哲明(著) 2015
12/7
月曜日

・第二次世界大戦中、原爆開発のためマンハッタン計画として二〇億ドル(日本の国家予算35年に相当)が使われたのはということををご存じだろうか?
・ロスアモス研究所長として、原爆開発チームを率いてきたオッペンハイマーは、トルーマン大統領との面会で「自分たちの手が血塗られているように感じる」とつぶやき、「人類がロスアラモスと広島の名をの呪う日が来るだろう」と言ったのはをご存じだろうか?
・原爆開発最中、アルソスというアメリカの諜報活動として組織されていたのはご存じだろうか?
・広島と投下直後、アメリカ軍はソビエト全土への核攻撃のシュミレーションを進めていたのはご存じだろうか?
・日本においても戦時中、仁科博士率いる陸軍の「ニ号研究」と、海軍の京都帝国大学を中心にした「F研究」が原爆開発の研究が行われていたことはご存じだろうか?
・諜報機関アルソスによってドイツが保管していたウランを奪取し、アメリカに持ち帰ったウラン鉱石が広島・長崎の原爆投下に使われたのはご存じか?
・マンハッタン計画最小年の物理学者として参加したセオドア・ホールはソビエトのスパイとして機密情報を提供していたことはご存じだろうか?
・セオドア・ホールは、核の均衡のためアメリカだけに核兵器を占有させないため、平和のためにソビエトへ機密情報を流したと語ったことはご存じだろうか?
・日本は同盟国ドイツに高純度のウランの提供を依頼し、1945年3月20日に560キログラムのウラン鉱石をUボート二三四号に積載し、持ち帰ろうとしたが、日本に向かう途中で「ヒトラー死去」により使命は叶わず、搭乗中の日本海軍の友永中佐(潜水艦設計の第一人者)、庄司中佐(航空機エンジンの専門家)は服毒自殺を遂げたことはご存じだろうか?
・原爆から七十年を経て、地球上に存在する核弾頭の数が一五〇〇〇発以上あるということをご存じだろうか?

盗まれた最高機密―原爆・スパイ戦の真実 (NHKスペシャル)
山崎 啓明
4140816856
登録情報
単行本: 240ページ
出版社: NHK出版 (2015/10/31)
言語: 日本語
ISBN-10: 4140816856
ISBN-13: 978-4140816851
発売日: 2015/10/31

内容(「BOOK」データベースより)
広島と長崎への原爆投下から70年―連鎖反応する恐怖が、この悪魔の兵器を生み出した。米・ソ・独・英・日などの間で繰り広げられた、原爆開発を巡る熾烈な情報戦の有様を描く。2015年11月放送のNHKスペシャル書籍化!







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