『悪夢機械』フィリップ・K.ディック(著) 2015
10/19
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フィリップ・K.ディック、読了35冊目。1950年代初頭の短篇を中心に趣のある作品群だ。フィリップのアイデアは現在にも充分に色褪せずに生き続けている。

★フィリップ・キンドレド・ディック
(Philip Kindred Dick, 1928年12月16日 - 1982年3月2日)はアメリカのSF作家。
SF小説(長編) 1 □偶然世界(太陽クイズ) Solar Lottery (Quizmaster Take All) (1955年)
2 ■ジョーンズの世界 The World Jones Made (Womb for Another) (1956年)
3 □いたずらの問題 The Man who Japed (1956年)
4 ■虚空の眼(宇宙の眼) Eye in the Sky (1957年)
5 ■時は乱れて Time out of Joint (Biography in Time) (1959年)
6 ■高い城の男 The Man in the High Castle (1962年)
7 □タイタンのゲーム・プレーヤー The Game-Players of Titan (1963年)
8 □アルファ系衛星の氏族たち Clans of the Alphane Moon (1964年)
9 ■火星のタイム・スリップ Martian Time-Slip (1964年)
10 □最後から二番目の真実 The Penultimate Truth (1964年)
11 □シミュラクラ The Simulacra (1964年)
12 □ドクター・ブラッドマネー(ブラッドマネー博士) Dr. Bloodmoney (1965年)
13 ■パーマー・エルドリッチの三つの聖痕 The Three Stigmata of Palmer Eldritch (1965年)
14 ■去年を待ちながら Now Wait for Last Year (1966年)
15 (未購入)ライズ民間警察機構(テレポートされざる者) Lies,INC. (The Unteleported Man) (1966年)
16 □逆まわりの世界 Counter-Clock World (1967年)
17 (未購入)ザップ・ガン The Zap Gun (1967年)
18 ■アンドロイドは電気羊の夢を見るか? Do Androids Dream of Electric Sheep? (1968年)
見つからず 19 (未購入)銀河の壺直し Galactic Pot-Healer (1969年)
20 □ユービック Ubik (1969年)
途中放棄 21 □死の迷路(死の迷宮) A Maze of Death (1970年)
22 ■フロリクス8から来た友人 Our Friend from Frolix 8 (1970年)
23 ■あなたをつくります(あなたを合成します) We Can Build You (1972年)
24 ■流れよ我が涙、と警官は言った Flow my Tears, the Policeman Said (1974年)
25 □怒りの神 Deus Irae (1976年)(ロジャー・ゼラズニイとの共作)
26 ■スキャナー・ダークリー (暗闇のスキャナー) A Scanner Darkly (1977年)
27 □ヴァリス VALIS (1981年)
28 □聖なる侵入 The Devine Invasion (1981年)
29 □ユービック:スクリーンプレイ Ubik:The Screenplay(1985年)
30 (未購入)アルベマス Radio Free Albemuth (1985年)
31 ■ニックとグリマング Nick and the Glimmung (1988年)※児童向け (2015.9.24読了)
32 ■未来医師
33 ■空間亀裂 (2013.6.24読了)
34 □ガニメデ支配 P・K.ディック&レイ・ネルスン 出版社: 東京創元社 (2014/6/28)
35 □ヴァルカンの鉄鎚 出版社: 東京創元社 (2015/5/29)
SF小説短編集 36 ■地図にない町(1976年)
37 ■人間狩り(1982年・1991年・2006年)
38 ■パーキーパットの日々(ザ・ベスト・オブ・P・K・ディック I)The Best of Phillip K. Dick 二分冊の一巻(1977年)
39 ■時間飛行士へのささやかな贈り物(サ・ベスト・オブ・P・K・ディック II)The Best of Phillip K. Dick 二分冊の二巻(1977年)
40 ■顔のない博物館(1983年)
41 ■宇宙の操り人形(1984年・1992年)
42 ■ウォー・ゲーム(1985年・1992年)
43 ■ゴールデン・マン(ザ・ベスト・オブ・P・K・ディック III)The Golden Man 二分冊の一巻(1980年)
44 ■まだ人間じゃない(ザ・ベスト・オブ・P・K・ディック IV)The Golden Man 二分冊の二巻(1980年)
45 ■悪夢機械(1987年)(2015.10.19読了)
46 ■模造記憶(1989年)
47 ■ウォー・ベテラン(1992年)
48 ■永久戦争(1993年)
49 ■マイノリティ・リポート(1999年)
50 ■シビュラの目(2000年)
51 ■ペイチェック(2004)
一般小説 52 ■戦争が終わり、世界の終わりが始まった Confessions of a Crap Artist (1975年)
53 ■ティモシー・アーチャーの転生 The Transmigration of Timothy Archer (1982年)
54 ■小さな場所で大騒ぎ Puttering about in a Small Land (1985年)
55 ■メアリと巨人 Mary and the Giant (1987年)
ノンフィクション 56 ・ラスト・テスタメント P・K・ディックの最後の聖訓(グレッグ・リックマン編)
Philip K. Dick the Last Testament Philip K. Dick (1985年) -インタビュー
57 ・フィリップ・K・ディック 我が生涯の弁明(ロランス・スーティン編)Divine Invasions: The Life of Philip K. Dick (1990年)
58 ・フィリップ・K・ディックのすべて -ノンフィクション集成(ローレンス・スーチン編) The Shifting Realities of Philip K. Dick (1995年)
映画化された作品 59 △アンドロイドは電気羊の夢を見るか?(1982年に『ブレードランナー』として映画化)
60 △追憶売ります(1990年に『トータル・リコール』として映画化)
61 △戦争が終わり、世界の終わりが始まった(1992年に『バルジョーでいこう!』として映画化)
62 △変種第二号(1996年に『スクリーマーズ』として映画化)
63 △にせもの(2001年に『クローン』として映画化)
64 △少数報告(2002年に『マイノリティ・リポート』として映画化)
65 △報酬(2003年に『ペイチェック 消された記憶』として映画化)
66 △暗闇のスキャナー(2006年に『スキャナー・ダークリー』として映画化)
67 △ゴールデンマン(2007年に『ネクスト』として映画化)
※原題 のないものは日本で編纂されたもの
■既読 35
□未読(手元あり) 16
○購入中 0
未購入 4
△映画 9
合計 55


  1. 訪問者 1953
  2. 調整班 1954
  3. スパイはだれだ 1954
  4. 超能力世界 1954
  5. 新世代 1954
  6. 輪廻の車 1954
  7. 少数報告 1956
  8. くずれてしまえ 1956
  9. 出口はどこかの入り口 1979
  10. 凍った旅 1980
悪夢機械 (新潮文庫)
フィリップ・K. ディック 浅倉 久志
410225501X
登録情報
文庫: 436ページ
出版社: 新潮社 (1987/12)
ISBN-10: 410225501X
ISBN-13: 978-4102255018
発売日: 1987/12

内容(「BOOK」データベースより)
核戦争後の地球、人間とミュータントの世代交代をテーマにした「訪問者」、パラノイアの狂気を描く「スパイはだれだ」、中国との戦争に敗れ、奇妙な宗教が支配するようになったアメリカを描く「輪廻の車」など、初期作品から晩年の作品まで、日本未紹介の短編を10編収録。アメリカSF界の鬼才、P.K.ディックが創り出した悪夢的イメージを集約した、傑作オリジナル短編集。






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