『ザ・ロード』コーマック・マッカーシー(著) 2015
5/20
水曜日

コーマック・マッカーシー『国境三部作 -The Border Trilogy-』に続けて読んだが、前作シリーズが深遠であったし、感動の余韻に浸ってもいたし、にも関わらず、近未来の地球崩壊後の親子が旅するSFは、なんとも物足りないのである。これがピュリッツァー賞受賞なのか。以上

ザ・ロード (ハヤカワepi文庫)
コーマック・マッカーシー 黒原敏行
4151200606
登録情報
文庫: 351ページ
出版社: 早川書房 (2010/5/30)
ISBN-10: 4151200606
ISBN-13: 978-4151200601
発売日: 2010/5/30

内容説明
空には暗雲がたれこめ、気温は下がりつづける。目前には、植物も死に絶え、降り積もる灰に覆われて廃墟と化した世界。そのなかを父と子は、南への道をたどる。掠奪や殺人をためらわない人間たちの手から逃れ、わずかに残った食物を探し、お互いのみを生きるよすがとして――。
世界は本当に終わってしまったのか? 現代文学の巨匠が、荒れ果てた大陸を漂流する父子の旅路を描きあげた渾身の長篇。ピュリッツァー賞受賞作。(解説:小池昌代)


ヴィゴ・モーテンセン主演映画、2010年夏日本公開決定!

監督:ジョン・ヒルコート(「プロポジション 血の誓約」)

キャスト:ヴィゴ・モーテンセン(「ロード・オブ・ザ・リング」)、コディ・スミット=マクフィー(「ディア マイ ファーザー」)、ロバート・デュヴァル、シャーリーズ・セロン、ガイ・ピアースほか
内容(「BOOK」データベースより)
空には暗雲がたれこめ、気温は下がりつづける。目前には、植物も死に絶え、降り積もる灰に覆われて廃墟と化した世界。そのなかを父と子は、南への道をたどる。掠奪や殺人をためらわない人間たちの手から逃れ、わずかに残った食物を探し、お互いのみを生きるよすがとして―。世界は本当に終わってしまったのか?現代文学の巨匠が、荒れ果てた大陸を漂流する父子の旅路を描きあげた渾身の長篇。ピュリッツァー賞受賞作。







Copyright (C) 2015 Shougo Iwasa. All Rights Reserved.