『いっぽん桜』山本一力著 2014
5/16
金曜日

山本一力さんの本も、一時は読み耽った時期もあった。記録が正しければ27冊目。しかしですね、bookoff100円本を読み進めるうちに、いや待て、このストーリーなんだか読んだ気がするぞ、ググってみたら2009年3月に読んでいたのだ。狭隘なワンルームで過ごした時代、山本一力氏の本は全て処分していたのだった。記憶力とははかないものだけれども、一度読んでいると、この先、こんな感じになるんだろうなと知見が働く。当たり前のことか。でも、二度読みも悪くはないものですよ。まっ、いいのです。

いっぽん桜
山本 一力
4104606014
登録情報
単行本: 248ページ
出版社: 新潮社 (2003/06)
ISBN-10: 4104606014
ISBN-13: 978-4104606016
発売日: 2003/06

内容紹介
仕事ひと筋で、娘に構ってやれずにきた。せめて嫁ぐまでの数年、娘と存分に花見がしたい。ひそかな願いを込めて庭に植えた一本の桜はしかし、毎年咲く桜ではなかった。そこへ突然訪れた、早すぎる「定年」……。陽春の光そそぐ桜、土佐湾の風に揺れる萩、立春のいまだ冷たい空気に佇むすいかずら、まっすぐな真夏の光のもとで咲き誇るあさがお。花にあふれる人情を託した四つの物語。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)
仕事ひと筋で、娘に構ってやれずにきた。せめて嫁ぐまでの数年、娘と存分に花見がしたい。ひそかな願いを込めて庭に植えた一本の桜。そこへ突然訪れた、早すぎる「定年」…。桜、萩、すいかずら、あさがお、花に託した四つのこころ。人情時代小説の決定版。







(2014/05/16 19:54)


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