■アパートメント (apartment)
北米で集合住宅を意味する最も普通の語。各世帯の区画を指し、建物全体を指すには「apartment building」などと言い、日本で一般に使われる「マンション」はこれに当たる。
■アパート
「アパートメント」を略した日本独特の表現。規模の小さい賃貸物件に限って使う。木造の建物には○○荘の名称を用いていることもある。
■フラット (flat)
平ら、つまり、各世帯が1つの階に限定されているもの。イギリスや英連邦諸国でアパートメントの代わりによく使われる語。各世帯の区画を指し、建物全体を指すには複数形にする。
■マンション (mansion)
英語で「大邸宅」。英語では、固有名詞として「~ Mansions」と名乗る集合住宅はあるが、一般名詞として集合住宅を意味することはなく、マンション=鉄筋造集合住宅と理解されるのは日本独特の表現。
■コンドミニアム (condominium)
「共同管理」を意味するラテン語から。分譲形式のもの。
■メゾン (maison)
フランス語で「家」「建物」。集合住宅という意味は特にない。語源は英語 mansion と同じだが、大邸宅とは限らない。
■タウンハウス (townhouse)
2つ以上の住宅を1棟に建て連ねたもので、各住宅が壁を共通にし、それぞれ別々に外部への出入口を有しているもの。長屋とも言う。「『テラスハウス』と呼ばれる住宅もここに含まれる」としている。
■メゾネット (mesonette)
フランス語で「小さなmaison」。1戸の住宅を区切って賃貸する。通常、各戸が複数階にまたがる。
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ロンドンの住宅は主にハウスとフラットの2種類に分かれます。ハウスは一戸建て住宅を指し、フラットはいわゆるマンションなどの集合住宅を指します。
【ハウス House】
■デタッチハウス(Detached House)
一戸建ての独立一件家。部屋数も4ベットルーム以上が多く駐車場完備。家屋・敷地共に広くゆとりがある。
■セミデタッチハウス(Semidetached House)
二軒で一戸を形成する家屋。左右対称で入り口も別。3ベットルーム以上が多く駐車場完備物件が多い。
■テラスハウス(Terraced House)
棟続きのイギリス式長屋。だいたい6軒が一棟でつながっている。ただ長屋と言っても日本のそれとはかなりイメージが異なり、家屋も広く、ガーデン付きの物件が多い。
■タウンハウス(Town House)
現代版テラスハウス。駐車スペースを考慮した設計で建てられている。
■バンガロウ(Bungalow)
一階建ての平屋で屋根裏部屋がある物件が多い。
■ミューズハウス(Mews House)
かつての馬小屋を改装した長屋住宅で都心部に多い。『コ』の字型の中庭のようなスペースと馬が通れる高さの門が特徴。
【フラット Flat】
■パーパスビルドフラット(Purpose Built Flat)
日本でいうマンション様式の集合住宅。管理人(ポーター)が住み込みで常駐している物件が多い。
■コンバーションフラット(Conversion Flat)(※注1)
ハムステッドエリアなどに多く、間取りの大きな一軒家を改装して集合住宅にしたもの。
■メゾネット(Maisonette)
外観はテラスハウスと似ている。いわゆる日本で見られるメゾネットタイプの物件と同じ方式で、表玄関のポーチにドアが隣同士で2枚ついている。1つは1階のフラット用で、もう1つは2階のフラット用。2階フラット用の玄関を開けるとすぐに階段になっている。
■スタジオフラット(Studio Flat)
いわゆるワンルームマンション。ベッドルームとリビングルームが仕切られておらず、キッチンとバスルームは別になっていることが多い。
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