「峠の釜飯」でご飯を炊く 2012
9/21
金曜日

先週の休暇の帰り、長野新幹線の軽井沢駅で「峠の釜飯」を買って食べた。
モノを大事にする僕は、この小型釜を捨てられない。
今回も持ち帰った。(つられた迷い猫も持ち帰った)
数年前のツーリングでも持ち帰り、今もあるが・・

以前、その釜で味噌汁を何度か作った。
鍋を使わない分、片付けが楽であるが、水が沸騰するまで、雪平鍋などに比して時間がかかること、そして、欠点を挙げると、唇を釜の縁に当てて、汁を啜ろうとすると「あつっ」となるから、多少冷まさないと味噌汁が飲めないということだ。味噌汁はある程度、熱い方が好きであるから、自然淘汰的に作らなくなってしまっていた。

今回は、迷い猫の情報提供を元に、「白米」を炊いた。
彼女は、炊き込みご飯やら、といきなり応用編に行こうとするが、邪道である。基本系をきちんと理解してから、習得してから、炊き込みご飯系へ発展するのが、王道であって、「峠の釜・名人・巨匠」になるための一番の近道なのである。(わかっちゃいないなぁ)

このサイトを参考に白米にチャレンジ。
米研ぎ(5分)→炊き(15分)→蒸らし(15分)と、30分もあれば、一膳飯が炊けるというわけである。
http://www.oginoya.co.jp/oginoya02/tougenokamameshi/lunch/how_to_boil.html

米1合に水180ccとあるが・・・

僕は、いつも昆布を数枚入れている。
弱火で、とある。

どうも、釜の下の直径が小さいこともあって、お釜が五徳の中に沈み込んでしまった。なんとか、バランスをとったが、改善の余地有り。

参考サイトのとおり、吹きこぼれてきたら、蓋を少しずらして、様子を見ながらとろ火加減で。
火を止めて、15分蒸らす。絶対に蓋は開けないこと。

どうです、米粒の立ったよい炊き加減でしょう。

ふじっ子昆布をぶちこんで、タクワンをおかずに一気に食べた。

◆味:底に少しだけ、お焦げも出来て(僕はお焦げが大好きだ)、とても香ばしい。
◆固さ:水加減180ccのところ、固めが好きなので165ccにしたため、多少、固い。
     次回は正規の水量にすれば問題ないだろう。

後は、問題がない。
手っ取り早く、炊きたてご飯を、というときは重宝するだろう。
これで、白米炊きの基本系をマスターした。
次なるステップは、炊き込みご飯系へと応用段階にコマを進めようとワクワクしている。

迷い猫さん、教えてあげよう。授業料は頂くが・・



(2012/09/23 10:39)


Copyright (C) 2012 Shougo Iwasa. All Rights Reserved.