2012年、2012号のブログとなりました。
まったり、自分都合だらけのブログですが、今後もよろしくお付き合い下さい。
リチャード・マシスンの読破計画進行中の8冊目。映画でアカデミー賞(1999)も受賞した原作なので、皆さんも記憶にあるかもしれません。
あなたは、死後の世界がどのようになっているのだろうか、と考えたことはありますか?
また、あなたにとって「死」とは怖いものですか、”老いること=死が近づく”と漠然と考えていませんか?
夫婦仲も良く、子供たちにも恵まれ、何不自由のない主人公のクリスが、ある日突然、交通事故によって死んだ。最愛の妻、アンへの想いが断ち切れない、またアンも夫の事が生きる糧に、かけがえのない大事な人となっていた。クリスは、天国に行く。アンは夫の死に打ちひしがれ、多量の睡眠薬を服用し、自殺してしまい、彼女は地獄に堕ちる。
話しは淡々と時系列に進んでいくが、これほど、強い愛情で結ばれた二人を中心に話しは紡がれていく。
何度か、ブログにも書いたが、エドガー・ケイシーの著書に、死後の世界や、転生(リバース)について詳細に書かれているし、精神世界の出来事は、美輪明宏さんや江原さんがTVで発言することもあるので、これまた、意外に身近ではないか。
人は、死んで、魂は人体を離れ、徳を積んで、また、新たなる高い次元へと魂を誘っていく。ソールメートと呼ばれる波長の同じ人達の魂は、身近なところで、転生を繰り返しても寄り添っていることが多い。
人生を悲観して、投げやりになって、自分の置かれた状況をひたすら卑下し、前向きさを無くし、精一杯生きようとしない。このような人達は、自分を高めることはなく、未来に対して、希望を持てずにいるのだろう。
また、絶望感や自分の勝手で「自殺」をしてしまうのが、「殺人」を犯す次によろしくないこと。魂は今一度、自分の置かれていた苦しみに満ちた世界に引き戻されてしまうという。
精神世界の本もそれなりに読んだが、基本、すべて同じことが書かれている。
言い古された言葉だが、聖書から
『どんな種を播(ま)こうが、自分の播いた種は自分で刈り取る責任がある』
最終責任は誰も、人様がとってくれるわけではない。ツケはツケ、全て自分が精算していかなければならない。(常識です)
この世で死を迎えても、それは全然、死んだことにはならない。寝て翌朝、目が醒めるのと同じように、死んでも天国で目が醒めるもの。死後の世界は希望に満ち溢れている、と思えば、老衰で死のうが、事故で死のうが、病気で死のうが、僕は何ら恐怖心はない。そのためにも、今を他人と比べてどうとか、自分は不幸であるとか、どうせ・・・だとか、呪うより、苦難があっても前向きに生きること、これに尽きるのである。
(2012/08/18 13:59)
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